本日の一冊:『めった斬り平成経済史』by髙橋洋一

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コレ、実におもしろい。軽いノリで現役官僚時代、当事者としての平成経済史の証言。いかに官僚がアホであるか、さらにセコイか、またマスコミも見事に騙され・利用され、国民はそのウソに踊らされているか、よくわかる。やや自己宣伝過剰でもあるが、これが髙橋氏の持ち味ということで(笑)

一番の問題は、実はぼくも騙されていたのだが、政府と日銀の連結決算を公表していないこと。これはあえて秘匿しているのだ。もし連結したら財政問題は「ナイ」ことが分かるから、増税ができなくなるわけ。小学生には読み・書き・ソロバン、そして複式簿記を教えるべきだね。

ただね、たとえば2006年に金融緩和解除した後、さらにデフレに突っ込んだが、これはぼくでもわかること。当時、こう書いている-

平成が終わろうとしてる今、みなさん、30年の自分の来し方を振り返るのも、これまた乙なものでございますよ。バブルは悪くなかった。これはそのとおりと思います。みんなで妬んで潰して、みんなで貧困化。これが今のニッポンなのでございます(つい三橋調で)。

なお、私と同様に広末の『バブルへGO!』をススメてますね。バブルを知らない方はぜひ
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追記:髙橋洋一氏は東大数学科出身ゆえ、オツムが理系。つまり事象の本質的パラメーター群を抽出してその関係式を導き、制御するわけ。だから分かりやすい。

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