崖っぷちニッポン
「日本を取り戻す」のキャッチフレーズで総理に返り咲いた安倍氏。どこから「取り戻す」のかと小生は思ったものだ。アメリカ? イルテミナティ? NWO推進者? シオニスト? グローバリスト?
結局、至上二番目の長期政権になったが、取り戻すどころか、売り払っている。土地(国土の2%が中国資本で買い占められてる模様)、水道、種子、医療、保険、農業、安全、そして最も深刻なのはモラルだ。
この10月に消費税が上げられるであろうとの見方が強いが、経済の実態はすでにボロボロだ。ただ、茹ガエルよろしく、国民がそれに気づいていない。なんとなく変だと思っても、自らデータを収集し、分析するといった情報リテラシーがほとんどないのだ。
そこでここでもすでに紹介している三橋貴明氏などの情報と分析が大いに役に立つのだ。今回、このデータをクリップしておこう。すでに事態はリーマンショック級であることがわかるであろう。
要するに、現状では国、企業、個人の経済主体がみなマネー溜め込むか、負債の返済に充てているのだ[1] … Continue reading。よって日銀が歴史的金融緩和により国債を買っても、それは単に日銀の当座口座(市中銀行の日銀預金)に溜まるだけで、市場に流れない。財政出動がなされず、民間でも需要が生まれないゆえに、誰もマネーを借りない。ゆえに低金利。マイナス金利も当座預金の一部だから意味がないのだ。
中学の時の道徳の教科書に『水になったワイン』なる逸話があった:ある村で結婚したカップルを祝うために、広場の空の樽に各戸からワインを1合づつ持ち寄ろうと決めた。で、それぞれがワインを持ち寄って、樽に一杯になったところで、そのカップルにプレゼントしたところ、なんと水になっていたのだ。
ジーザスのカナの婚礼の逸話とまったく逆を行くお話しであるが、理由はお分かりであろうか。これが今のニッポンの現状である。加えて経済統計までいじってしまう始末。
まず与えよ、そうすれば得る。得ようとすれば失う、失えば得る。
まことにデフレは世の経済のみでなく、霊的にも同じメカニズムが働くのだ。そしてそれは死へと至る病である。そもそも神の「御計画」とは”オイコノミア(oikonomia)”、それは富の分配の意味である。
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