漢詩, 独白

本日は藤村操の命日でした(追記あり)

巌頭之感
悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす。
ホレーショの哲學竟に何等のオーソリチィーを價するものぞ。
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、大なる悲觀は大なる樂觀に一致するを。

写真はちょっと若き頃のワタクシ。やっぱり若いか(笑)

現代社会の自殺はどんな意味があるだろう。デュルケームの分類はもはやあまり意味がないと思う。藤村や谷山や高野のような高尚な自殺はもはやない。生活苦か借金苦、後はイジメ。これも多分バブルから以降のカネがすべてモードのためであろう。卑しい精神性喪失の慣れの果てだ。

で、ワタクシも漢詩をひとつ―

黒鳥孤り銀波を飛ぶ 一石
外洋 一碧 遠帆を收む
渺渺(びょうびょう)たる銀波 風意柔らかなり
黒鳥 孤り飛び 何処(いずこ)にか去る
虚空に 意の如くして 跡を留めること無し
(七絶・平起式・下平声十一尤韻)

追記:最近ではこういった自殺の形もあるのだ・・・。全然知らなかったが、自殺らしい。こういった子って、内面はけっこうナイーブなんだ。傷つきやすい分、表を飾ってしまう。リスカの傷をインスタにアップするって、だれかあたしに気づいてと叫んでいた。応えがないと絶望する。サインがあるのだ、その前に。22歳の別れ、悲しいね。

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