ニッポンキ業界の究極の自己中現象-セルフ教極まれり-
FBにていつもながら災害が起こるとここぞとばかり出張って、ボランティアやってまーすセルフィーをUPして、素人が危険な場所に入り込んで動けなくなり、ついにFBで「祈ってくれ~」だの、自衛隊に救助要請だのと一騒動が起きている。
この出張りを助けるために自衛隊の労力が削がれて、救われるはずの現地人の生命も救えないかもしれない。こういったヤラセまがいをする連中の神経が理解できない。自衛隊もギリギリなのだから迷惑かけるなよ、ニッポンキリスト教徒たちと思う次第。
もう20年前になるか、日本基督教団の若い信徒が自分探しの旅に出て、入国を外務省が禁止してるイラクはいってアルカイダに首を切断された事件があった。ビデオで「小泉さん、ぼくは首を切られます」と訴えた際、当時の小泉首相はあきれ顔で、「どうしてあえてこんなことするかなあ」と一言。その首切りの映像がネットで流れて日本社会にショックを与えたことは周知の事実だ。自分探しの旅の代償を自らの首で払ったわけだ。まあ、その筋ではイラク人に伝道していたのだとしてるようだが、一言呆れる。
極私的には、かつて家族で北海道黒岳のロープウエイで見晴らし場まで登り、そこから散歩ルートと勘違いして登山ルートに入り込んだことがある。娘はミニスカートにポックリ、ぼくもスニーカーにTシャツのラフな格好。突如、入口の小屋にいた監視員に「お前らっ、死ぬぞ!!!」と大声で怒鳴りつけられた。びっくり仰天したが、これが夏山の怖さを知らない素人。彼らはもし遭難者が出たら命がけで救助に向かう覚悟でいるのだ。その心意気がこの怒声に籠っているのだ。
医学でも大脳や心臓(ほかの部位もだが)のオペは素人には絶対に不可能。もし素人が出張るなら、それは専門家の知識や技量を侮っていることになる。専門家から怒鳴りつけられるであろう。山岳/災害救助も同じだ。彼らは文字通り命を賭して活動している。そこにニコニコセルフィーをUPしている素人がのこのこしゃしゃり出るならば、彼らの覚悟と仕事を冒涜することになる。
ボランティアに入れ込む向きは、こうした自分探しの旅や厚顔にも素人が身の程知らずを行うことがままある。特にキリスト教徒にそのような連中が多い。そして結果的に各方面に多大な迷惑をかける。彼らの動機はセルフの高揚にある。災害の場に出張って、セルフィーをFBにUPするなど、自分がいかにジコチューであるか、こういったことがわからんおめでたいニッポンキリスト教徒の欺瞞はこれほどに極まっている。これをしもセルフ教と言うのだ。
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