きぬた歯科VSゴルゴ13plus矢沢

なんだ、このタイトルは?! まあ、お遊びと思ってくださいな。で、この記事、実に面白い。結論を言えば、ソロモンも証しする通り-
人生はどこまで行っても蜃気楼
運転してるとあちこちで見かけるきぬた歯科の看板。ふたつバージョンがあるのかと思っていたが、実は兄弟なのです。

YouTubeでも訥々と語っていたけど、カネを儲けるために家族との時間など多くのものを失ったと。でももう不安で辞めるに辞められないとも。矢沢も言ってる、カネは便利がいいが、ハッピーにはなれない、いくらカネがあっても人間三食しか食えないし、ドンペリ飲もうが焼酎飲もうが胃袋に入れば同じだ、とね。ちなみにカネそのものは株式マーケットからいくらでも取れる。ゴルゴ13のセリフもイイ!

精神物理的には刺激 S とその変化率 ΔS には
$$\frac{\Delta S}{S}= \textrm{const.}$$
の関係がある。例えば、月収10万の人は1万増えるとうれしいだろうが、100万の人はうれしくない。が、10万増えると同程度にうれしい。つまりΔS/S=1/10=10/100ってわけ。
そこで満足度 Y の増加率は
$$\Delta Y=k\frac{\Delta S}{S}$$
だから、積分すると
$$Y=k \textrm{log}S+C$$
となって、刺激 S0 のとき Y=0 とすれば、
$$Y=k\text{log}S_{0}+C=0 \qquad ∴ C=-k\textrm{log}{S_{0}}$$
すると
$$Y=k \textrm{log}S-k\textrm{log}S_{0} \qquad ∴ Y=k\textrm{log}\frac{S}{S_{0}}$$
グラフを描くとこうなる(☞ウェーバー・フェフィナーの法則)。

Sが大きくなるとYはあまり増えなくなるわけ。これでますます刺激が欲しくなってアディクションにハマる。あるいはきぬた先生のように不感症になる。Sが300万から600万に増えるあたりがもっとも満足度Yの変化率が大きかったのでしょう。
人生を楽しむコツはYの変化率が大きいSの範囲で生きることね。かくしてもぼくは普段は粗食、ちょこちょこっとフルコースを楽しんでおります(昨日はゲストさんと二人で二万円ちょっとでした)
ちなみに朝はHuelパウダーをスポドリに溶かして各種ヴィタミンとサプリ、ベジジュースだけ。昼はカップラーメンかおにぎり、あるいはバーガーか牛丼。夜は奥さんの手作り料理だけど、ご飯は二人で二日で一合。満腹感はタイムラグがあるから、腹は七分目くらいで抑える。だからいまだに体型は崩れていません、ハハ

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