• 2025-06-13

本書はウクライナ戦争を2007年当時に予言し、近くではトランプ復活を予言した馬渕大使の2025年を透視する書(出版は昨年中)。DSなる存在が前回トランプ政権により暴露され、中東の春やウクライナのマイダン革命など、CIAによるDSの工作であったことが表に出た。「プーチン=悪、ゼレンスキー=善」という二元論的対立構造を演出したのはDSだった。

バイデン政権の悪夢の四年間に世界は倒錯者たちの晴れ舞台となっていた。それが今、正常に戻りつつある。面白いのはバイデン自身もこの四年間は苦悩に満ちており、今回のトランプ圧勝をむしろ喜んでいたと馬淵氏は診る。まさにバイデンはハリボテ役をやらされていたが、それから解放されたのだ。

そして2025年は「真の民主主義国家として、アメリカが癒しを受ける時である」と。同時にニッポンも真の日本に覚醒して、失っていた主権を回復するチャンスであると言う。

私どもの立場からするとやや天皇マンセーに傾いている気が無きにしも非ずだが、天皇を「現人神」と位置付けるのではなく、あくまでも「天と地を結ぶ祭司」として位置付けている点は容認し得る。

WW2後の天皇のいわゆる「人間宣言」、実は虚構だ。そもそも天皇は現人神などではなかったのだから。

朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ(昭和21年1月1日)

茂木先生によると、国体とは天皇を祭司とする生きる有機体であり、国民はその一部である」と。どこかキリストとエクレシアの関係の「写し」であるかのである。つまり元々、天皇は日本の象徴だったのだ。

古の日本こそは米によるお仕着せではない、「万機公論に決すべし」の自発的民主主義を行っていた。二千年に渡り神武朝が続く日本国、神武のY染色体が本当に継承されてるか否かは知る由もないが、国家や社会は「共同幻想」により成り立つものである。そこで日本を恐れるGHQは日本神話を徹底的に消した。今のニッポン人はまさにクラゲのように背骨を抜かれて漂うだけ。米のいいなりである。

神話を失った国家は滅びる-トインビー

今、真の日本に覚醒する時である。現在、グローバリストやDSにこの国を売り渡している石破に代表される体たらくな自民党政治屋たちも粛清される時が来たと極私的には感じている。ついでにGHQの下で看板を張ってきたお仕着せの白いキリスト教、ニッポンキ業界のセンセイたちもだ。

なお、馬渕氏や神道が言う「神」や「神々」は聖書のYHWHではない。キリスト教でもエロヒムを「神(GOD)」、YHWHを「主(LORD)」とするがこれもズレている。YHWHは固有名詞、十戒の「【みだりに】御名を唱えるな」を教条的にとらえて発音をしなかった結果、「音」が不明となった。「御名を唱えるな」とは書いてない!

が、イエシュアは「わたしは御名を現わしました」と宣言された(John 17:6)。そのイエシュアの意味は「YHWHがわが救い」だ。その御名を呼ぶ人々がエクレシアである(1Cor 1:2)。そしてYHWHとは「ある(I-AM)」だ。イエシュアは「わたしはある」と宣言されたのだ(John 13:9)。ゆえに「YHWHは在」である。

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