エロヒムの子はエロヒム-ホモサピエンスはホモサピエンスを生む、エロヒムは?

本論は西方キリスト教神学でMCされている者たちにはかなりの認知的不協和を生み出すと思う。彼らは自分の脳内マトリックスを通してしか聖書を読むことができないからである。そしてその読み方と食い違うものには認知的不協和を覚え、それを認められない場合、拒否するか、無視するか、攻撃するかの反応を見せることはセオリーである。イエシュアですら、群衆から「だれかこんな言葉を聞いておれようか!」との反応を受けたのだ(John 6:60)。

以上を承知の上で・・・・

御父は、御心のままに、真理の言葉によってわたしたちを生んでくださいました。それは、わたしたちを、いわば造られたものの初穂となさるためです。-James 1:18

イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。-1John 5:1

私たちは両親のDNAを継承して世の中に生まれた。そしてイエシュアを信じたとき、新しく生まれた。何が? である。ニコデモが年を取ってからどうして再度生まれることができるか?と尋ねたとき、イエシュアは答えた:

肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。-John 3:6

すると聖霊によりいのちを与える霊(1Cor 15:45)[1] … Continue readingとなられたキリストが父とともに私たちのうちに住まわれる(John 14:23)。霊なるキリストご自身、すなわちロゴスがわれわれの内に内在化されるのだ。

YHWHの言葉(ロゴス)を内在化された人たちが、エロヒムと言われている。そして、聖書が廃れることはありえない。-John 10:35(Dr.Lukeによる改)

第一のアダムはYWHWエロヒムの息(neshmach)を吹き込まれて生きる魂(nephesh)とされたが(Gen 2:7)、その息(=霊)はパースンではない。しかしわれわれ第二のアダム(=ニュークリーチャー)とされた者はイエシュアの息吹を吹き込まれて生きる者とされたが、その息吹とは聖霊ご自身、すなわちYHWHのパースンである(John 20:22)。

もともとYHWHエロヒムはご自身の型と様に創造された人のうちに住まうことを意図されていたのだ。このエコノミーは新エルサレム[2] … Continue readingにおいて成就する(Rev 21:3)。この新エルサレムこそYWHWエロヒムと生み出されたエロヒムの子の相互内住(ペリコレーシス)の完成体である。

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1 二千年前にはあの地における、ロゴスが物質化されたナザレのイエシュアにのみ限局的に存在されていたエロヒムのいのち(Zoe)が、十字架による死と復活を経て解放され、物理的制限を超えて、われわれのうちに霊的に存在することが可能となった。
2 前田護郎は「新しいエルサレムはキリストの花嫁(黙示19:7)である信徒の集まりである」という。いわゆる物質的な都市ではない。物理的都市が小羊と結婚できるはずがないであろう(Rev 21:2)。

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