
かつて救世軍の山谷真少佐が同紙から名誉棄損で提訴されたときは、個人をメディアが訴えるなどおかしいと考え、山谷氏を支援した[1]私とのかかわりにおいても彼らは偽りを語り、いまだに約束を果たしていないことは指摘しておく。。
2013年、結果は敗訴、90数万の賠償命令
毀損表現90数か所のうち「半分」は認められたとして、クリスチャン新聞の根田編集長は「引き分け」としたが、後にその「半分」も仮処分判決により全面削除。
山谷氏は「CT社に関して誹謗中傷をしたことを謝罪し、今後このようなことはしない」との誓約書を書いた(書かされた)。これについては私はつい最近知ったことであり、ちょっと失望したところが本音だ。
根田VS.CT裁判は、ここで報告した通り、第一弾はCTが完勝(一審で60万、控訴審で66万の賠償命令)。根田氏は「事実認定が取れた」と強弁してるが、私の懸念通り、本質的な部分は控訴審で拒否られた。上告はまず三行半で門前払いだろう。
第二弾は「CTが破壊的カルトをルーツにしてる」ことを立証しなくてはならない。これは元々無理。私も山谷裁判から20年近くフォローしてるが、ダビデ張には到底当てはまらない。確かに米国などで大学経営の不明朗さや資金の流れの問題などが指摘され、民事刑事で処分を受けているようであるが、それはカルトとは関係ない。あくまでも社会的問題である。
そして「ダビデ張が再臨のキリスト」とCT社員が信じてるかもしれないが[2]少なくとも編集長がダビデ張を強力に擁護していることは事実である☞こちらを参照。、それが直接CTに対して同氏が経営的影響力を有することにはならない[3] … Continue reading。表面的には『聖教新聞』のように池田マンセー的にダビデマンセーであるようにも見えない。
つまり世の組織としては別人格であるから、ダビデ張の問題をCTに対して法的に被せることはできない。これはすでに控訴審の見立てで述べたとおりであり、事実、裁判所もそのように判示した。根田氏はニッポンキ業界の異端審問官を自認し、自分が業界の正統基準であるかのように振舞ってる節が見られるが、裁判ではそのような価値観は通じない。これもすでに指摘したとおりである。
日本基督教団の議長名でCTに対するよからぬ声明が出ている以上、CTはそれを放置はできまい。山谷や根田などの個人を潰しても意味はない。最終的にはその声明を撤回させること。そのために日本基督教団に切り込む糸口は、私の推測では齋藤篤君であろう。彼のした「諸事」をネタに訴えてくるのではなかろうかと考える。
私はCTやダビデ張を擁護する立場ではないし、する気もない。また、ダビデ張が世界征服を狙っているとは思わないが、各種報道などからみて、現在でも「6:4」で灰色に近い黒の心証を有している。ただし、それがいわゆる正統キリスト教からみてどうのこうのと論じることはすでに不可能であろう[4]正統キリスト教自体がすでにおかしいことは何度も指摘しているとおりである。どちらとも関わる気はまったくない。、つまりあくまで社会的問題であろうと考えている。
根田氏は人生を賭けてしまっているので、もはや引くに引けない崖っぷちにいるものと推測するが、和解はもはや無理であろうし、古希を迎えて体にクルことを心配する次第。伊豆の美味い料理の体に良い温泉を紹介してあげたいと考えている。
追記:昨年も同様のことを述べていた。
