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日記, 漢詩

漢詩:黑泉夢―一石

本日は黒泉SPAにて一首を・・・ 黑泉に夢む  一石韶光(しょうこう) 料峭(りょうしょう) 春暉(しゅんき)を弄す風冷ややかにして 櫻雲(おううん)に 玉屑(ぎょくせつ)の霏(ひ)たり野興たり 黑泉に 何(いず)れの處 …

漢詩, 社会

白居易の漢詩から見るタコツボ・ワールドの悲喜劇

對酒  白居易 蝸牛角上 何事かを争う 石火光中 此身を寄す 富に隨ひ 貧に隋ひて 且らく歓楽せよ 口を開きて笑ざるは 是れ癡人(ちじん) カタツムリの角の上みたいなちっぽけな世間で何を争っているのだ、 火打ち石のような …

漢詩

浮世を離れ神のマトリックスに生きる

浮生    一石 流鶯 碧樹に 前盟を話す 藍花 空林に 世情を遺(わす)る 遥かに覊懐(きかい)を想うも 人 已(すで)に遠し 新荷 滿目にして浮生を樂しむ (七絶・平起式・平下八庚韻) 鶯は友と相応え、紫陽花(集真藍 …

漢詩, 独白

世事都訛-丸川さんの質問答弁に思ふ

  世事 都て訛たり   一石 當年 風貌 細腰(さいよう)多し 浮客 時を痛む 髪己(すで)に皤(しろ)し 何(なん)ぞ人生に耐えん 胡蝶の夢1)夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚め …

日記, 映画, 漢詩

Dr.Lukeの一言映画評:「空海」

傾国の美女と言われる楊貴妃(楊玉環)の死の秘密を、後の遣唐使空海と白楽天(白居易)が探る幻想物語。史実に基づきつつ、中国の伝奇物語風にアレンジし、安禄山の安史の乱により追われた玄宗皇帝によって自死を求められて逝く悲話をフ …

フェイス, 漢詩

聖書の世界と漢詩の世界:バイブレーションの共鳴

頬を刺す空気の冷たさ、実に気持ちがイイ✨五感の刺激が魂に共鳴する時、漢詩を詠みたくなる。そう、自然の美しさや神秘に触れる時に、私の内には何らかの感動が起こり、それを表現したくなるのだ。音楽家は音楽で、絵描き …

フェイス, 漢詩

形影神・神釈-陶淵明

老子の無為自然あるいは禅の境涯に通じる陶淵明の詩。終わりの部分のみ。 形影神・神釈   陶淵明  大化の中に縱(まか)せ浪(ただよ)ひ 喜ばず 亦た懼(おそ)れず 応に尽くべくんば便(すなわ)ち須(すべ)からく尽くべし …

漢詩

漢詩:水鳥の春夢―一石

水鳥の春夢 一石 梅花 亭上(ていじょう) 流泉(りゅうせん)を聴く 日漏れて 波紋 春憐れむ可(べ)し 澹澹(たんたん) 翠微(すいび) 酒の如く緑なり 知らず 水鳥 夢相牽(あいひ)くを ​(七言絶句・平起式・下平声 …