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Dr.Lukeの一言映画評と他者の運命が見える時

ファイル 1006-1.jpg夜、カミさんと次女とで川崎の街をブラブラしつつ観た作品-『トランスポーター3-アンリミテッド』。主演ジェイソン・ステイサム、監督リュック・ベッソン、フランス映画。何とあの『プリズン・ブレイク』の極悪人ティーバッグ役のロバート・ネッパーも。こういった作品では悪役が悪であるほどに作品がしまる。

で、一言。暑い夏の夜をスカッと過ごすには絶好の作品。クールなキャラで、華麗なアクションのキレが最高。アリエネェー・シッチュエーションをもそのアクションで切り抜けてしまう。元オリンピック高飛び込み選手だったマッチョ・バディはアブの割れ具合がスゴイ。憧れる。が、髪が薄いフランク・マーティンに感情移入できる。しかしどこか弱さと哀愁を感じさせるキャラ設定がまたイイ。男も惚れる。ちょっと新ジェームス・ボンドとスティーブン・セガールの香りもありか。英語もロシア訛りにフランス訛りが堂々としてイイ。ニッポン人もニッポン訛りの英語でイイのだ。

ジェイソン・ステイサムのバディの作り方

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ちょっと夏の夜の怪談ではないが、私は人の運命が何気に分かる時がある。ファイル 1006-5.jpg私は別に霊能者でもなければ、占い師でもないが。例えば、北野武のバイク事故。あれは自殺未遂だったのだが、私は1年前に家族に語っていた、「タケシ、このままじゃ、やばいよ」と。それから伊丹十三監督。彼の自殺も何となく分かっていた。だから伊豆の旅館でニュースを聞いたとき、「やっぱりね」と思った。

ファイル 1006-2.jpgそれからとても他人とは思えない逸見政孝氏(似ている→)。この人が女子高校生の間でブロマイドが売れてブレークして独立した時、この人はこれで自分の体を滅ぼしてしまう、と家族に言った。案の定、スキルス性胃がんで逝ってしまった。バライティ番組でタレントたちとお茶らけている彼の姿は、どう見ても、彼本来の生き方とそぐわないのだ。

ファイル 1006-3.jpgさらにあの松沢秀章牧師。この人のことは友人がロードエンジェルスにいた関係でずっと観ていた(この写真にも写っている☞ファイル arther.jpg)。独特の病的な雰囲気に危うさを覚えていた。事件直前のメッセージは相当にやばかった。要するにビョーキ。

ファイル 1006-4.jpgそして今、私の心に微妙に引っかかっているのが、松沢牧師の親友と自称するアーサー・ホーランドなのだ。今回の彼のメッセを聴いて覚えた違和感。それは親友があれだけの事件を起こしたにも関わらず、それをサラッと流してしまう点。自己欺瞞がある兆候である。彼の自身の人生の締めくくり方も実に気になる次第。

神の前では、人の人生は、生涯において何を得て、何を成し遂げたかによっては測られないのだ。何を失い、キリストにどれだけ成し遂げていただいたかが永遠の価値を持つ。神の前ですべての主張が消失するほどに、神の業に与ること。これが私たちの生のすべてである。

ついでに:もし民主党が政権を取ると、ニッポンはかなりヤバイことになるでしょう。特に経済はガタガタ。この人たちは机上の空論で、自閉的正義の世界に生きているだけですから。

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