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おっぼちゃま民主党の真の敵

はどうも、やはり、当然のことながら、アメリカですね。第一義的にはニッポンの官僚組織ではありません。すでに鳩山論文にクレームがついているとか。小沢氏に関してもイロイロ因縁がありますし、小沢氏もアメリカの真の怖さは知っているはず。さらに鳩山氏はアジア外交も「友愛」でとかのたまっているようですが、これは通じません。もろ、独善的なおっぼちゃま君的発想。彼のオツムの中だけのプロトコルです。

ニッポンの官僚は頭がイイですから、その辺りも見越して、簡単に民主党に屈することはないでしょう。とりあえずは恭順の様を装うかもしれませんが、その間に品定めをするのです。というか、私的には、かえって官僚たちは進化し、狡猾になり、強固になる、と予測しています。またそうなってもらわないと、ニッポンは持ちません。何しろ彼らは国家Ⅰ種を通ったエリート中のエリート。政治家などはアホな大衆の風に乗せられた単なるアホだ、と思っているのですから(注)。彼らの既得権益はそう簡単に手放さないでしょう。

現に補正予算の組み替えも年内には間に合わず、早速軌道修正。これは財務省からの回答に基づく判断だそうだが、何しろ役人は生のデータを握っているわけで、そう簡単にはカードを見せませんからね。田中真紀子氏も、鈴木宗男氏も、そして佐藤優氏も、外務省にさんざんやられたわけです。さて、お手並みを拝見しましょう。(まあ、半年後には見えてくるでしょう、愚かな大衆にも・・・)

注:これはホントですよ、私の友人のキャリア官僚から、まんま聞いていますから。

追記:国民新党の綿貫氏は今回で引退。「子供や孫の年代の人々とやるのはそろそろいかがなものかと思う」と、ポツリ。これが今回の本質を語っています。まさに文化大革命。ご苦労様でした。

Comment

Sky(=HS)

こんにちは。8月30日のメッセージ、大変勉強になりました
。感謝です。

>かえって官僚たちは進化し、狡猾になり、強固になる、と予測しています。またそうなってもらわないと、ニッポンは持ちません。

なるほど、そういう考えもあるのですね。。。
ところで、官僚が天下り先を変えて、(国民の税金から)高額の退職金を毎年のように、(人により、億単位?)もらっていると言われていますが、これも、エリートへのプレゼントのような「必要悪」と考えるべきでしょうか?それとも、何かいい案はありますか?

Luke

私はニッポンのサバイバルには20%のエリート(特権階級)を作るべしと前から主張しています。今のニッポン、嫉妬と妬みでフラット化しているわけで、ダラーッとエントロピーが最大化しようとしているわけです。これが疲弊の原因です。この意味でこの20%のエリートを遇するシステムが必要ですが、今のままではこれがあまりにも姑息なわけです。と言うわけで、官僚を遇するための新しいシステムが必要でしょうね。

  • 2009/09/02 10:42
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Sky(=HS)

人間の心のエネルギーは、「愛されることと使命感を持つこと」ではないかと思いますが、その視点で考えると、「官僚をたたくこと」は、何も生み出さないと思います。

これに、官僚の人々の「自尊心」への対応も加味すると、たしかに「官僚を遇するための新しいシステム」は、非常に大切なポイントかと思います。

(また、民主党の官僚への対応には、ぜひ、心理学者や精神病理学者も、ブレーンとして参加して欲しいと、常々考えています)

ご教示ありがとうございます。

Luke

おっしゃるとおりですね。これは自衛隊も同じです。この国も、ニッポンキリスト教も、互いに叩きあって、結局は自滅の道を歩みつつあります。カタチだけのシステム改革は意味を成さないでしょう。

  • 2009/09/02 16:36
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