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いっこく堂的会見

最近テレビに出なくなったが、衛星放送腹話術(口の動きと声がズレる話し方)で一時話題となったいっこく堂と言う腹話術師がいた。今、どうしているのか・・・。

と思っていたら、何と、おりました。船場吉兆ママ(と言うにはちょいと年齢が行き過ぎだが)女将とそのおぼっちゃま(と言うにも年が行き過ぎてるが)御曹司。公式の会見の場で、あれ、マイクの感度がよ過ぎたかもしれませんが、ママの模範解答が全部拾われている。「知らない、と言いなさい」、「騙していた認識はありませんでした、と言いなさい」・・・・。事細かに"模範回答"を指図する母とうつむいたまま困惑する息子の様子、実に楽しい会見でした。守屋氏もおねだり奥様から「ボウヤ、落ち着いて・・・」とゴルフで指図されていたようだが、彼らは妻仕切り型の夫婦漫才。こちらは母子癒着による母息子腹話術。頭隠して尻隠さずの典型。まことにマザコン社会ニッポンを代表する光景。

しかし面白いもので、人間、偽りの証言をするならば、必ず自分に返ってくる。かくして自分の偽りの証言の実を刈り取って自滅する人がけっこういるのだ。私などもニッポンキリスト教と関わってからと言うもの、カルトだの、異端だの、パクリ屋だのと、うれしいほどにありがたい称号をいただいているのであるが、不思議なもので、時間が経つほどに彼らの結ぶ実は明らかになる。彼らは自分の言葉で自分自身の病理性を証明している。この意味で私たちが真に恐れるべきは主の御手。生ける神の御手に落ちることは恐るべきこと、とあるとおり。よって何を言われても争う必要はない。淡々とキリストを楽しみつつ、日々生きることを慈しむ。春は桜、夏はレジャー、秋は紅葉、冬は富士山に温泉と・・・。

船場吉兆も今回の会見で見事に自分自身を露わにした。あの二代目ママ女将のこれまでの半生がすべて見えてしまった会見であり、何ともな可笑しさと共に哀れさを覚えた次第・・・。かくして偽装国家ニッポンが暴露されているわけだが、今後、偽装ニッポンキリスト教でも同じことがますます起こるでしょう。

将人生是浮世狂言也

Comment

ICHIRO

今年の漢字は「偽」と決定!うーむf(ーー;)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071212-00000927-san-soci

zion

清水さんの管主さまもたいそうお怒りのご様子でした。

  • 2007/12/12 18:27
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イザヤ・ベン・ハー

「偽」―安倍氏も、枡添氏も、福田氏も、そんなこと言ってないよ~と。一方の町村官房長官は、選挙対策で縮めて言ってしまった、とのこと。ルークさんは前から、現代は壮大なフェイクを見せられているかもしれない、とおっしゃっていましたが、まさにそのとおりですね。ニッポンキリスト教も「偽」、「贋」、「似」のオンパレードです。

  • 2007/12/12 21:48
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Luke

愛知県のさっちゃんのBlogを見たら、「偽」とは「人が為す」事だとありました。な・る・ほ・ど。漢字ってけっこうすごいですね。

「権勢によらず、力によらず、わが霊による」と主は言われる。

対して世も教界も作為だらけの昨今ではあります。

  • 2007/12/12 22:04
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