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仕分けされるべきは・・・

風邪がようやく抜けてきつつあります。しかし身体に力が入らず、朝走る元気もなくなり、ここを書く気力も失せて・・・と、やはり体調管理は重要ですね。私たちは霊は再生されても、依然として体は古いわけで、パウロの言うがごとく、地上の幕屋の中で呻いているわけです。皆様、夜遊びは控えましょう^^・・・と言いつつ、近々、またまたなのだが。懲りないなあ。

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民主党は事業仕分け作業を十数名の新人議員で開始。と、思ったら、小沢さんの一声で縮小。40年やってきたオレに分からんものを、新人が分かるわけがない、と。鳩様は面子をつぶされた形だが、やはり実質は小沢氏にあるわけです。私は小沢民主党ならば、一度はやってみてほしいと思っているが、闇将軍化している現在は複雑な心境。もう一度ガラガラポンして、国会議員たちをちゃんと仕分けして、真の二大政党を立てることが彼の最後の悲願のようなのだが、果たしてそれまでニッポンが持つかどうか・・・・。世界の中で負け組みに仕分けされてしまいそうだ。

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以前から(半分ネタで)、わがニッポンは中国の自治区にでもされるだろうと言っているが、なんとかのベンジャミン・フルフォード氏によると実際にそのような動きがあるとか(→記事)。ちょっとマジッすかという感じだが、KFCのある兄弟は政府委員会の委員にして外資系企業のビジネスマンとして外国を飛び回っておられるのだが、中国の活気のすごさを語っていた。人々が希望にあふれ、若者の目の輝きが違うとか。時速450キロのリニアモーターカーも実用化され、現況において7%の成長を見せる中国。すでにどっちが自由主義国か分からなくなっているわけ。カプセル化された閉塞社会ニッポン。これからますます倒錯現象が起きてくるでしょう。

実はニッポンは戦後世界でもっとも成功した理想的な"社会主義国家"だったのだ。今回民主党はその実質を表に体現したのみ。そしてその"社会主義国家"はすでに崩壊しつつある。これは旧東欧圏の状況と実によく似ている。そこでこのデータを見てほしい。ファイル 1102-1.jpgこれは自殺率の国際比較だが、ニッポンは世界第8位。その上位はすべて旧東欧圏。つまる文字通りの社会主義国家と同じ病理をわがニッポンは抱えているのだ。

そしてその崩壊しつつある"社会主義国家"の中の閉鎖社会がニッポンキリスト教。これもすでに自己崩壊過程に入っている。ニッポン国民は社会の諸悪の根源をすべて官僚に負わせんとしているが、同様にニッポンキリスト教徒はギョウカイの諸悪の根源をすべて牧師に負わせんとしているわけ。ここに見られる相似形の病理はすでに私が指摘しているとおりである。

この10年近く、私の診立てどおりに、社会も教界もその病理を深めていることは否定できない。そしてその先にある事態は・・・。私にはある状況が見えているが、受け入れることができる人が出てきたと思える頃に書くことにしよう。

閉鎖社会の共同幻想に思う(→http://www.dr-luke.org/Column/flowing31.html

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