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最後の忠臣蔵

が、何とハリウッドでワーナーによって映画化されるようです。記事をクリップしておきます:

ワーナー「最後の忠臣蔵」の世界公開にらむ
 俳優、役所広司(53)とフジテレビ系ドラマ「北の国から」シリーズの杉田成道監督(66)のコンビで、日本人の最も愛する時代劇「忠臣蔵」が映画化されることが3日、分かった。生き残った赤穂浪士2人の姿を描く「最後の忠臣蔵」(2011年公開)。杉田監督は「大人の時代劇に」と意気込む。米メジャー、ワーナー・ブラザースが本格的に邦画製作に乗り出す第1弾としても注目だ。

 ワーナー・エンターテイメントジャパンのアイアトン社長によると、ワーナー本社(米ロサンゼルス)は、世界各国の風土、文化に沿った映画製作(ローカルプロダクション)を推し進めている。日本の興収シェアは洋高邦低が続いていたが、最近は逆転現象が起きており(08年度は邦画59.5%、洋画40.5%)、邦画製作はビジネスチャンス。「まずは日本での成功。そこから海外に広がっていくのが理想」と同社長。「主君への忠義、武士の心は世界の人の心にも必ず届く」と「最後-」の世界公開をにらむ。

トム・クルーズの『ラスト・サムライ』も当時の文化変動の潮流に翻弄され、引き裂かれる武士たちの葛藤する心を巧みに表現していたが、『忠臣蔵』の心もぜひ、と期待したい。しかし、どんな作品になるのか、これはかなり楽しみではある。ニンゲンがアイデンティティと芯を喪失している現代は、やはり『忠臣蔵』的なものを求めているのかも知れない。

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