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Dr.Lukeの一言映画評

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午前はプールとサウナ。そして午後は、観て来ました。"E.YAZAWA ROCK"。朝のジョッギングから彼の一日はスタートします。確かにボディは60歳のそれではない。節制とトレーニングを相当に積んでいる。40年近く第一線にとどまる鍵は自制。

若い頃は成り上がることがすべて。小学校6年のときに生活保護もらって、給食室の裏で牛乳とパンをもらった。乞食じゃねえか、と思った。とにかく上がらなくてはならないと決意した。かくして18歳でひとり東京に出ようとしたが、横浜で降りた。それから40年近く、夏か冬か、白か黒かみたいな世界に、追われるように生きてきた。

でもね、60になるとそんな生き方は寂しいと思う。ヤザワはサクセスしただけではつまらない。オジサンがひとり高く立っていても虚しい。今は自分を客観的に見れるようにもなってきたが、春と秋の味わいがイイ。これからは春と秋の味わいをどれだけ表現できるか、それが60台のテーマだ。政治がどうだ、環境問題がどうだとかは言わない。平凡だが、ただヤザワの音楽で来年も生きることができると、みんなが感じてくれればそれでイイ。

味わいのある彼の言葉も楽しめる。ニッポン版マイケル・ジャクソンの"This is It!"。YAZAWAの魅力は、徹底したそのナルシスト・ワールド、その自分の世界にファンを引き込む力。そして共に人生を歩んでいる感覚を共有できる点。60になってもまだまだと思わせてくれる。矢沢永吉はE.YAZAWAを楽しんで演じているのだ。私もDr.Lukeを楽しんでいるが^^

武道館、12月21日、楽しみです。ヨロシク!

A DAY

 

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