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ストーカーの知識

今回の件は、私が教会で殺人が起きると11日に書いて、数日後に起きましたので、やや寒くなりました。私も、かつてまた現在も、ネットまたリアルでストーキングされている身の上ですので、とても人事とは思えません。皆さんもいつこういう人々に粘着されるかは分かりませんから(こちらの都合ではないのです)、ちょっと基礎知識を提供しておきましょう。ストーカーの種類は大体次のとおりです:

妄想型:エロトマニア(被愛妄想)で相手を追っかける;対象とは個人的関係がないことが多い(一方的)
人格障害型:妄想はないが、過去の感情経験に基づいて執着する;対象からの拒絶により恐怖と怒りが引き金
その他型:自閉症などによる

まあ、これらが混合しているのが普通ですが、特に②の人々は自我がきわめて脆弱でして、自分を受け入れてもらいたい、愛してもらいたい、認めてもらいたい、尊重してもらいたいと言う潜在的欲求を抱えています。それに対してこちらが応えている間は、こちらに対してもポジティヴな感情を転移するのですが、一度裏切られたとなるや、一転、その病んだネガティヴな感情を剥き出しにしてきます。自分が拒絶され、メンツをつぶされ、傷を受けることが彼らはたまらないのです。ここから執拗な粘着行為が開始されます。

医師とか教師は、彼らの満たされていない欲求を投影される対象となりまして、一方的かつ勝手な期待感を持たれるのです。それにこちらが応答しない場合、ストーカー化します。つまり狙われ易い職業と言えます。かくして私なども数ヶ月から数年、ネットとリアル両方で付きまとわれているわけです。私の場合は知識と訓練もありますので、胃に穴が開くこともなく、いつもどおり温泉も楽しんでいるわけですが、一般の方でしたら神経がまいってしまうことでしょう。

私の長女(けっこう美少女)なども、かつて半年くらい、白いニット帽子、白いシャツ、白いズボンの不気味な男に付きまとわれたことがありました。バスから降りて自宅までの徒歩の間が危険でしたので、私たちが迎えに行ったりとかしたわけです。これなどはエロトマニアでしょうね。

わがKFCは出入りがきわめて自由なので、この数年間実にこういった気味の悪い人々とも関わりました。こういった人にはけっして油断してはなりません。私たちとは異なった世界に住んでいますので、理屈はまったく通じませんし、世界の見方が私たちとはまったく違います。常識を期待したら必ず裏切られます。そして彼らは彼らの論理の中での正しさを主張し、しばしば嘘を平気でつきます。前々から言っているとおり、けっしてガチンコしてはなりません。それは彼らの身勝手な逆恨み的憎悪を増幅するだけです。彼らの暗い病んだエネルギーをかわすこと。そしてすべてを光の下に置いてしまうこと。最近はストーカー防止法もできていますので、まずは警察に相談することをお勧めします。

今ニッポンは社会も教界も非常に暗い病んだ霊に深く覆われているかのようです。この中でクリスチャンが霊的阿波踊りしているだけで、ほとんど地の塩としての機能を果たしていません。再度繰り返しますが、ニッポンキリスト教の欺瞞と闇はますます深まることでしょう。しかしこれで驚かないでください。ここにおいて神の峻厳な御手を見ることができる人は幸いです。

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