固体内核融合の可能性
- 2010/03/15 17:56
- Category: 科学
- Tag: 常温核融合
ここでもすでに何度か紹介している、文化勲章受賞者にして阪大名誉教授の荒田氏の固体内核融合のPPT原稿(pdfファイル)を紹介します(→SolidFusion_ronbun.pdf)。固体内核融合はパラジウムのナノパウダーの中に重水素を取り込むと起こるとされる核融合反応で
D(p+n)+D(p+n)→He(2p+2n)+エネルギー
と表される(pは陽子、nは中性子)。これで分かるとおり、いわゆる放射能はない。Heは天然に存在するだけで、作り出すには核反応によるしかないので、Heが生成されることは、核融合が起きている証拠となる。が、人はこういった常識を超えた現象については、ともすれば拒否反応を起こすか、意図的に拒絶することが多い(→詳細)。
追記:こちらに固体内核融合の可能性を示す、ポテンシャルの壁を越えることができる量子物理的理由を述べたPPTファイルを紹介しておきます(→日本物理学会誌論文)。
エシュコル
結果的には外国から日本を論理的に攻めるしかないのでは?
大学の教授のイスや論文を上から潰す、という事をたまに聞きますが、実際は知りませんが、そんな状況ならば外国しかないでしょう。