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中国の対日工作と今そこにある脅威

ファイル 1335-1.jpg週間新潮5.20号』に櫻井よし子氏による中国軍の活動の脅威に関する記事がある。要するに日本の領海内での海保の海底探査艇を、中国軍がこちらの領海内に入り込んで、牽制かつ追尾すると言う事態が起きているのだ。しかも海保艇は逃げたわけではないが、自国領海内で避難行動を取っている始末。フィリピンでは米軍が撤退した後、すぐさま中国軍が入り込んできたようだが、沖縄も同様になりかねない。

で、ちょうど再建主義の富井氏も中国絡みの面白い記事を書かれている。何と中国側には『日本解放第二期工作要綱』なる文書が存在し、その中の工作として、富井氏がこう指摘している。

 マスコミはなぜ基地のマイナス面だけ報道するのか?

既述の「中国共産党対日工作計画書」によれば、自民党は小党に解体せねばならない。
まさに、今自民党員がやっていることだ。

3-4.対自民党工作
 A.基本方針
   自民党を解体し、多数の小党に分裂せしめる。
   自民党より、衆議院では60名前後、参議院では10余名を脱党せしめて、連合政府を樹立するというが如き、小策を取ってはならないことは先に述べた所であるが、右派、左派の二党に分裂せしめることも好ましくない。
   これは、一握りの反動右翼分子が民族派戦線結成の拠点として、右派自民党を利用する可能性が強いからである。
   従って、多数の小党に分裂する如く工作を進めねばならず、又表面的には思想、政策の不一致を口実としつつも、実質的には権力欲、利害による分裂であることが望ましく、少なくとも大衆の目にはそう見られるよう工作すべきである。

 となると、今離党した「憂国の士」なる議員たちは、裏で中国の飼い犬で、中国の計画どおりに分裂を行っているということなのか?
 沖縄問題も、これだけマスコミによってマイナスイメージをつけられると、基地海外移転になっても文句は出ないだろう。
 しかし、米軍が出て行けば、中国にとっての日本侵略は大きく前進することになる。
・・・・

どうも去勢されしオメデタイ国家ニッポンは自ら墓穴を掘りつつあるように思えて仕方がない。マスコミも国民様に媚びつつマインドコントロール的報道のみ、一方の思考停止した国民も情報をママに信じ込む。陰謀論なるレッテルを貼って、"9.11テロ"なども含めて、この種の工作には思考停止する。陰謀ではなく、現実に陰謀・工作があるのだ。同様にニッポンキリスト教などはモノを考えないおとなしい羊を量産し、時々の風に吹きまわされつつ自己崩壊過程に入っている。

すでに政治的去勢、軍事的去勢、経済的去勢を受け、現在、教育・情報的去勢を受けているわが国。正義や人権を振りかざす連中にはたいてい自己欺瞞が潜んでいる。それぞれが我侭を言い放題。かくしてニッポンの弱体化はこの工作マニュアルどおりに着々と進行しているようだ。ニッポンが中国の自治区にされる日もある・・・かも?(参考:2050年GDP予測値↓)

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追記:植草氏も「マスゴミ情報工作に惑わされてはならない理由」と題する記事を書いておられますね。

追記の追記:鳥越氏による興味深いプログラムがあります。5月16日放送予定の「ザ・スクープ・スペシャル」。検察の裏金について真実を暴露せんとする元大阪高検公安部長三井環氏のレポ。最近、あの野中氏が官房機密費を御用評論家に配っていたことを告白したが、どうも世に出る情報は相当にバイアスがあるようだ。

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で、明日はまた「花金」にして、六本木にてマッタリと過ごす予定・・・。

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