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創価学会探訪記

六本木に近い都内某所の会館に出向いてきました。かなり広い畳敷きの広間に200名ほどが集まっていました。若い人からお年寄りまで、実に幅広い。服装もギャル系からおばさん、おじさん系まで。威勢の良い軍歌調の「勝利」を叫ぶ歌が流れ、ビデオスクリーンにはその歌詞が。

で、始まったのが各地の代表者たちの檄を飛ばす説教。池田先生の大恩に報いるべく、勝利を得るぞ、と各地のリーダーが叫ぶと、聴衆が「おーっ」と声を張り上げる。

次に中国の胡錦濤が卒業した精華大学の名誉教授号の授与式の模様が放映された。同大学の学長を初め、日本の創価大学を出た在日中国大使が賛辞に溢れる祝辞を述べ、最後に池田氏の説教。これがまたすごい。聴衆は日本人の大群衆の学会員、男性はみな白いワイシャツ、女性はカラフルなスーツ。池田氏の「わかった」とか「やれる」とかの問いかけに、みんな一斉に「ハイっ」と手を上げて答える。精華大学の学長も大使も高潮し陶然とした表情で、池田氏に完全に飲まれている。この迫力とカリスマ性はすごい。

内容は世をいかに良くし、世にあっていかに成功するか的なもの。しかしその気にさせてくれるパワーがある。この燃え方はすごい。かくして世界192カ国に進出し、国内でも900万世帯。池田氏の著書の印税だけでも数百億とか。しかし池田氏自身は礼拝対象ではなく、ご本尊は日蓮の書である。いわゆる偶像はなかった。池田氏は人生のまた信仰の師の位置づけだとか。

対する私たちのメッセージは、罪を指摘し、十字架における死を求めること。死を経て復活のいのちを流すこと。明け渡しと捧げること。損失を被ること。低くされること。人から拒絶されること。貧しいことの幸い・・・。うーん、なるほどベクトルが完全に逆向きだ。KFCなどはいつバッタリと逝くか分からないのだが。うーん、この対比・・・。

終わって六本木に出て、ドイツビールで11時半までいろいろとおしゃべり。友人は学会員だが、正直言うと、ニッポンキリスト教徒と話すよりも話題も豊富で楽しいし、益になるのだ。

で、今、「幸福の科学」に誘われておりますので、いずれそちらも見てみたいと思っています。

Comment

飛鳥

>「この世」
そういえば昔、パーパスなんちゃらとか言う出版社から「人生に成功する七つの法則」という本があったような……。
他にも「バウンダリー」とか「回復への道」とか……。
ギョーカイでも、似たような「教えの風」が吹いていた時期がありましたねえ。
正直それらのほうが狡猾です。
読み始めは、「ウン、なるほど」と思うのですが、呼んでいくうちに「?そうかあ~~????」と思える本でしたから。
露骨に言ってる創価は、ギョーカイに居る敵なんかより、白黒はっきりしている分だけ、可愛いものではないでしょうか?

Luke

そうですね、キリストの福音にもっとも障害となるのがキリスト教(ドグマ・習慣・教え・実行・文化など)です。キリストご自身との邂逅こそが福音ですが。

  • 2010/05/24 08:30
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飛鳥

>キリスト教
同感です。
礼拝出席厳守!!
十一献金!!
奉仕しろ!! 伝道しろ!!
教会員一人一人が一人を教会に導け!!
……ええっと……。
イエス様はそんなこと言ってましたっけ?

私の考えでは、公園で賛美し、興味を持った人や、兄弟姉妹たちに、示された聖書のお話を語り、その後、そのまとめとして祈る――奉仕も何もありませんが(時々差入は会ったりしてね(^^;; )、これが礼拝ではないでしょうか?

と。
古傷の痛みに悩まされながらも、「賛美したい!! 」という気持ちだけは燃えているMr.CATです(^^;;。

坂井能大

もしタイミングが合えば、この集会はいかがでしょうか?

選挙直前!幸福の科学 vs 有田芳生氏が公開トーク・霊言映像も一般初公開
http://dailycult.blogspot.com/2010/05/vs.html

…本当は伺いたいのですが、私は当日先約があり、出席できません(汗)

  • 2010/05/27 22:18
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Luke

面白そうですね。覗きたいですが、私も先約で、残念です。

  • 2010/05/28 10:34
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