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第三の道-特別優遇か?呆れられたのか?

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本日の日経夕刊によると、G20において、主要国はGDP比に対する財政赤字(年度毎)を2013年までに半減するべく、各国が共同声明を出したそうだ。ところが、なんとわが国については特別扱いだとか。理由は財政状況が突出して悪いためとか(→記事①記事②)。

うーん、これは優遇されたのか、はたまた呆れられたのか。パラグアイは日本とほぼ同じ国土に620万人(千葉県とほぼ同じ)、それでけっこう明るく楽しく生きているそうだから、パラダイムを変える必要があるのかもしれない・・・なぁ。

ちなみに菅さんの「第三の道」の経済ブレーンの小野善康阪大教授が日曜日のテレビで自説を開陳していたが、出演者一同怪訝な表情で見つめていたのが印象的だった。なんだかマルクス経済学か、前に事件となった「円天」のシステムを拝聴しているような、これも脳内空転でなければとは思うのだが・・・。こんな意見もありまして→菅直人の恐怖の経済ブレーン

Comment

エシュコル

経済もそうですが、共通番号制も気になります。

  • 2010/06/29 11:34
  • Edit

uncorrelated

第三の道はどうやら、所得再配分を進めることで、消費性向の低い金持ちから、消費性向の高い貧乏人に所得を移転させ、国全体の消費を向上させて景気を拡大する作戦のようですよ。
拡張的財政と大きな政府を主張するケインジアンでもなく、財政規律と小さな政府を主張する新古典派経済学でもないので、第三の道となるようです。

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