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最後まで戦うな

金曜日はいつもどおり、iTunesから流れるストリームJazzでまったりとしております。

さて、表記の題の記事を、再建主義の富井氏が書いています。私も数日前にニッポンキリスト教はもはや放置せよ、いずれ(すでに)自己崩壊すると書き、数年前からニッポンキリスト教からのエクソダスを勧めてまいりました。私は再建主義は受け入れませんが、富井氏の主張にはけっこう同意していることは前から言っているとおりです。その人のはまっている主義と、その人自身は別に評価してあげる必要があるのです。この点ニッポンキリスト教において、自分と相容れない主張をする存在自体を否定し、敵意と憎悪を拡散するだけの一部の人々のような姿勢はいずれ神が重い裁きの御手を置かれるでしょう。彼らの基準はキリストではなく、自己(セルフ)にあるからです。それ自体がニッポンキリスト教のバビロン化の兆候なのです。今回の富井氏の主張はまことに私の気持ちを代弁してくれております:

相撲界を見ても、キリスト教界を見ても、腐ってしまったんです。
この国のすべてが。
それで、絶望すべきかというと、そうではないです。
人間には良心がわずかでも残っているうちは。
全部がバベルの塔の中に組み込まれようとしている。
で、我々がなすべきことといえば、ある程度努力したら、放置して、出ることです。
ウルはバベルの塔があった地域で、そのバベルの塔の近くにアブラハムは住んでいました。
アブラハムは、最後まで戦ったでしょうか。
いいえ。
出た。
私は、自分の環境は、仕事をやって報酬を得るだけのものにしたので、良心の自由があります。
福音派の中に留まって、牧師の姦計につきあって、仲間の牧師や長老を裏切り、糾弾し、廃業に追い込むくらいなら、出たほうがましです。
収入はひどいものですが、しかし、良心を脅かされないという自由は何にも変えがたいものです。
既存のシステムは、崩壊します。
イルミナティが作ったものですから、神ののろいを受けて崩壊します。
医療業界も、法的な規制があって、一元管理されており、イルミナティのシステムですから、崩壊します。
イルミナティのシステムを改革することは無理だと思います。
福音派や聖霊派を改革することは無理だと思います。
ここまで堕落したら、もう出るしかない。
私は、クリスチャンは、いつでも車の中とかで生活できるくらいに全部捨てられなければならないと思っています。
全部捨てて、身軽になればいいんです。
神は精神を崩壊に導くかたではなく、脱出の道を用意されるかたですから、私はすべて精神を病む人々、自殺する人々には、正義とは何かほかの原因があると考えています。

メインラインはもっと狡猾で、内部はすでに腐敗しています。それにしても良心よりもモーセ律法を優先する再建主義でも、「良心が残っているうちは希望がある」といったことを言われるのですね。この点、ちょっと驚くと同時に、うれしく思った次第。

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