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危険な先例

ファイル 1447-1.jpg米東ミシガン大学において、同性愛者に対する聖書的信仰によって行動した女子学生が、大学から退学を要求された(→A Dangerous Precedent)。大学側は、在籍を継続するためには、彼女の信仰内容(Belief System)を再教育し、同性愛に対する考え方を改めることを求めている。これはすなわち聖書信仰の否定を要求することに他ならない。米国はこれまで信仰の自由が比較的保障されてきたが、この先例は忌忌しき事態への前触れと言える。さらに彼女は訴訟を提起したが、法廷は大学側の退学を支持したとのこと(→Court Upholds Expulsion of Counseling Student Who Opposes Homosexuality)。

ニッポンキリスト教においても、その伝統性と正統性を誇るメインラインの日本基督教団では同性愛の牧師が認知され、それを批判しようものならただちに人権侵害とかで糾弾される霊的雰囲気が支配しつつある。しかしこの教団はWW2の際、「われら天皇の臣民は、自らを否み、十字架を負って、八紘一宇の実現に邁進すべし」と柏手を打ったのだ。今後も同じ事を繰り返すであろう(自己欺瞞による強迫反復という)。

上の記事にもあるように、明らかに時代の霊(反キリストの霊)は、アメリカのみならず広くこの世を覆いつつある。すでにニッポンキリスト教は真理から逸脱し、御言葉ではなく、セルフによって生きるセルフ教に落ちている。時代の霊はセルフを掻き立てる。ニッポンキリスト教は自己崩壊を免れないが、その中に幽閉されているエクレシアに対しては、ひたすらエクソダスを勧める。このアメリカの事例は、確かに今後聖書信仰に立つクリスチャンに対する警鐘といえる。その日は間近です。

参考:米最高裁の外で祈りをしようとしたクリスチャン学生が強制的に警察によって禁じられた事件もあったようです。何と、"Court Officer Reportedly Said Praying Was Against The Law(法廷吏は祈りは法に反すると言った)"とのこと!


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匿名

 彼女が再教育を命じられるに至った行動とは何なのでしょうか。残念ながら英語がまるで駄目でして。
 

  • 2010/07/29 17:51
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