Dr.Lukeの一言映画評
- 2010/09/10 18:08
- Category: 映画
スタジオ・ジブリの『借りぐらしのアリエッティ』。
メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を原案にした心温まるファンタジー。本作は派手なアクションシーンも幻想的な架空の世界もない。しかし、臨場感溢れる描写や、自分たちの分を知って身の丈に合った生活を楽しむ小人たちを丁寧に見せることで、我々の日常と床板一枚を隔てた先にある小人たちの世界に夢中にさせてくれた。
とあるとおり、絵も質感が伴い、単なるアニメとは思えない出来。ポイントが溜まっていたので、タダで観たのだが、代価を払っても観ていいかも知れない。ストーリーはよくある童話系だが、ホッと心癒される。しばらくぶりにアニメの世界に浸かることが出来る作品だった。まあ、地上では私たちはみな「借りぐらし」なのだ。人間に見つかったら新しいところへ移住する自由さがうらやましいかも、仕事に追われている方々にはお薦めかも。あと、ケルト音楽がけっこうよかった。
zion
コーラン焼却していったい何になるんでしょうか。
http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY201009100002.html