戒厳令近し
- 2010/11/27 16:29
- Category: 異見
- Tag: 五木寛之
マーシャル・ロー、つまり戒厳令。軍隊が国家の統治権を独占する法律だ。今、経済クラッシュにより、アメリカに戒厳令が敷かれる可能性が言われている。時代はすでに相転換し、明らかにこれまでとは違う様相を呈してきている。主は言われているように思う:「これまであなたがたは自分の救いや解放や、人生の問題からの解放や、祝されること、恵まれること、自分が聖となることなどなど・・・を求めてきたが、それはもう十分であろう。わたしの必要を覚え、それを満たすために、終わりの時代に備えをせよ。」と。
・MARTIAL LAW ALERT: Banking Collapse Scenarios Fall/Winter 2010
●FEMA Preparing for Martial Law in the USA
戒厳令と言えば、はるか昔の青春時代に読んだ、五木寛之の『戒厳令の夜』を思い出す(元々はラジオ放送で知ったのだが・・・)。
1973年、4人の老いたパブロが死んだ。
パブロ・ネルーダ氏死去 ― チリ・クーデターの嵐の中に ―
チリの世界的詩人、パブロ・ネルーダ氏は、軍部によるクーデター後、左翼分子処刑の続くサンチャゴで、23日、死亡した。ノーベル賞受賞者である氏は、アジェンダ大統領の強い支持者で、共産党員。
パブロ・カザルス氏死去 ― 世紀の音楽家、亡命の地に永眠 ―
今世紀最大のチェロ奏者といわれ、作曲、指揮者としての活躍のほか、反ファシズム運動、平和運動などで知られる パブロ・カザルス氏は、10月22日、午後2時、プエルトリコのサンファン病院にて死去した。
パブロ・ロペス氏死去 ― 幻の天才画家、南仏の病院で ―
パブロ・ピカソ、ホアン・ミロ、サルバドール・ダリなど、今世紀スペインが生んだ画壇の巨匠の中で、第二次大戦後、行方が知れず、その作品も発見できないまま“幻の画家”と呼ばれた ロペス氏がフランスの病院でひっそりと息をひきとった。
今年に入ってから、4月にピカソ、9月にネルーダ、10月にカザルスと、3人のパブロの名を持つ芸術家が相次いでこの世を去っており、この ロペス氏 の死で、1973年は、4人の同名の天才を失ったことになる。
と、プロローグ。一挙に引き込まれた。江間と冴子の知的にして激しい愛の物語が絡んだ、無機的な硬質な文章で描かれる戒厳令の状況に、やけに生々しい現実感を覚えたものだった。この作品のキーワードは既視感(デジャヴ)。今まさに、五木の世界で体験したそれが現実となりつつあるのだ。
rettoaes
Dr.ルークさま
はじめまして。ツイッターよりやってきました。
記事内の
「時代はすでに相転換し、明らかにこれまでとは違う様相を呈してきている。主は言われているように思う:「これまであなたがたは自分の救いや解放や、人生の問題からの解放や、祝されること、恵まれること、自分が聖となることなどなど・・・を求めてきたが、それはもう十分であろう。わたしの必要を覚え、それを満たすために、終わりの時代に備えをせよ。」と。」
全く同感です。教会も長らく大きな目くらましにあってきていたように思えますし、ここで目を覚まさないと大変なことになると感じています。
警鐘を鳴らしているクリスチャンや一般の方々も(特に海外では)多くおられるので、日々情報チェックしつつ
自分でも情報の拡散に努めようとしているところです。
貴ブログもぜひ拝読させて頂きます。諸情報と解説をどうもありがとうございました。感謝して。