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Dr.Lukeの一言映画評

昨晩ちょっとコッテリ系だったので、ランチをラゾーナの「だし茶漬け えん」にて。ここの茶漬けは出し汁が実に旨いのだ。川崎に寄られたらぜひ。

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で、映画はドニー・チェンの『イップ・マン 葉門』。ブルース・リーの師匠だったイップ・マンの人生を描く。英国に植民地とされている香港において、中国人としてのプライドを証明すべく、命を賭けた戦いに望む導師。彼に入門した少年が後のブルース・リーだ。この映画を観ると、中国の対欧米の怨念と、ブルース・リーの人生も理解できる。パワーこそすべてとする欧米の価値観と、精神性を重んじる中国の武術。その埋め難いギャップをイップ・マンが埋める。ま、これは相撲でも言えるだろう。すでに相撲は神事ではなく、格闘技化してしまったかもだ。ラストの彼のメッセージは『ロッキー4』のラストを彷彿とした。

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