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エジプトの行くえ

チュニジアに端を発した反政府運動はネットの力を借りて拡大。エジプトではネットが遮断され、ムバラクは全閣僚を更迭したが、すでに崩壊寸前とも。一部では3機のプライベートジェット機が護衛をつけてカイロ空港を離陸したとの情報もある。

Mubarak's party HQ on fire, protesters storm foreign ministry

ムバラク政権が崩壊すれば、西側とイスラム圏の仲介役が不在となり、イランなどの影響力が強まることは必定。一部ではオバマが事態を収拾し得ない場合、WW3に発展する可能性も指摘されている。

The Beginning of World War III

特にシリアと連携し、イスラエルを攻撃するかもしれない。現に1996年にムバラク自身ですらイスラエルの核に対する軍事行動を示唆し、シリアとイスラエルが戦う場合は、エジプトは中立ではいないことを宣言している。2000年にもエジプト外交官がシリアを援助することを言明している。これはダマスコに対するイザヤ17章、そしてエジプトに対する19章の預言の成就となろう。

エジプトに対する宣告。見よ。主は速い雲に乗ってエジプトに来る。エジプトの偽りの神々はその前にわななき、エジプト人の心も真底からしなえる。
わたしは、エジプト人を駆り立ててエジプト人にはむかわせる。兄弟は兄弟と、友人は友人と、町は町と、王国は王国と、相逆らって争う。
エジプトの霊はその中で衰える。わたしがその計画をかき乱す。彼らは偽りの神々や死霊、霊媒や口寄せに伺いを立てる。
わたしは、エジプト人をきびしい主人の手に引き渡す。力ある王が彼らを治める。――万軍の主、主の御告げ。――

エゼキエル38-39章のゴグ・マゴグの戦いではロシアの同盟国としてシリアもエジプトも出てこない。つまりこの2国はそれまでに対イスラエルでは中性化されているのだ。今、私たちはこのステージにいるのかもしれない。

追記:この反政府運動はアルカイダの拠点となっているイエメンにも飛び火している。これも政府と連携してアルカイダ駆逐に当たっているアメリカにとっては頭痛の種。

In Yemen, tens of thousands march against president

Demonstrators angry over unemployment and oppression under President Ali Abdullah Saleh demand political change. The unrest worries the U.S., which has been working with the government to defeat an Al Qaeda offshoot.

ソマリアでも政府崩壊が射程内、またヨルダンでも反政府運動が活発化。

Somalia: End of Government on the horizon
Thousands protest in Jordan for a better Life

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