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三国志-Three Kingdoms-

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今年の冬眠期間中の楽しみのひとつ。超長編ドラマ『三国志-Three Kingdoms-』のDVD鑑賞だ。制作費25億。『三国志演義』に基づく構成。

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漢の再興を目論む義父の「連環の計」を自らの体をもって成就すべく董卓に近づき、彼から陵辱される貂蝉。「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」と称えられ、彼女を愛する一本気な呂布と彼の義父董卓との葛藤、そしてついに呂布による董卓の殺害。かくして漢は守られるのだが、慢心した貂蝉の義父王允は董卓の残党に攻められ、自殺する。このあたりの人間ドラマはなかなか楽しめる。貂蝉役のチェン・ハオが実に美しい。

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一方、「桃園の契り」による三兄弟のうち、劉備と関羽はイメージ通りだが、張飛がやや短絡的にすぎるかもだ。曹操はあの映画『レッドクリフ』での役者と同じイメージで違和感がない。少年孫権はかなりの早熟で、ややこまっしゃくれているかもだ。

・・・が、いずれにしろ、前編が『赤壁の戦い』までで42巻あるようで、さらに後編と、かなりのボリュームゆえに、相当に詳細に描いており、十分に堪能できるデキだと思う。

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