マネーのゆくえ
- 2008/01/16 18:42
- Category: 社会
東京株式市場が波乱。円高で輸出関連が軒並みダウン。外国マネーが引き上げている。米国も金利を今年中に2%台に落とすようだ。かくしてドル離れが進む。一方でサブプラで損失を計上しているバンクに日本のみずほなどが資本提供するようだ。今マネーはオイルに集中し、産油国のマネーがロンドンの不動産へと流れ、英国の不動産市場は活況を呈している。彼らは億単位のスーパーカーをキャッシュで買っていくそうだ。
かくしてマネーの分布の不均衡が経済破綻を生む。日本企業は時価総額が縮小一方で、あのトヨタもついに20兆を切った。今、日本企業はオイルマネーで買収をかけられればひとたまりもない。特に三角買収はこわい。しかしオイルマネーを呼び込むために企業が営業をかけているようだから、その流入によって日本経済は助けられるのだろう。ベースマネーは増加しても、信用創造が膨らまないので、マネーがうまく流れない。やはり量的緩和のペースが速すぎました、福井さん。次期総裁は誰かは知りませんが、このままだとやばいですよ。
zion
11月に組み直したポジションを再びばらしました。
買いではダメです。戻り売りに徹する作戦に変更しようかと。丸三の専務が今の恐怖感はバルブ崩壊以来だとも。