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中東の民主化?

中東ではエジプトが憲法改正へと動き出し、イラン、イエメン、バーレーンへと"民主化"のうねりが拡大しているが、Al Jazeeraの論説に面白いものがあった。題して

The shaping of a New World Order

要点のみ触れると、中東での動きは一応の自由と平等をもたらすが、米・英・独などの影響力が排除され、これまでと違った新しい世界体制(New World Order)が構築される。イスラムの教えが強まり、アルカイダよりも狡猾でしぶとい3億人以上のアラブ人がやや狂気走ることになろう。

まことにそのとおりだが、ひとつ付け加えるならば、この狂気が一挙にイスラエルにぶつけられる。サタンの敵意と憎悪はこのアラブを煽って、間違いなく神の瞳イスラエルに注がれる。神の敵はイスラエルに対する敵意と憎悪によって識別される。何らの霊的バックボーンを持たないニッポン人の思考で民主主義こそ最高の価値とか考えるととんでもない判断ミスを犯す。彼らは誇り高いモスレムなのだ。平面が違う。そして時代は神に選ばれた者と拒絶された者の間の相克を経て、神と悪魔の直接対決であるハルマゲドンの戦いへと収斂して行く。

今、あなたの敵どもが立ち騒ぎ、あなたを憎む者どもが頭をもたげています。彼らは、あなたの民に対して悪賢いはかりごとを巡らし、あなたのかくまわれる者たちに悪だくみをしています。彼らは言っています。「さあ、彼らの国を消し去って、イスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう。」彼らは心を一つにして悪だくみをし、あなたに逆らって、契約を結んでいます。-詩篇83:2-5

Democracy in the Arab world?

穏健と言われているイスラム教学者Tariq Ramadanによる祈り。彼はイスラム同胞団創設者Hassan Al Bannaの孫。彼らは一応"民主化"を標榜するがその本音は次の同胞団のスローガンのとおり:

“Allah is our purpose, the Prophet our leader, the Quran our constitution, jihad our way and dying for the sake of Allah our supreme objective.”

「アッラーこそわれらの目的、預言者こそわれらの指導者、コーランこそわれらの憲法、ジハードこそわれらの道、そしてアッラーのために死すことは究極の価値。」

●Tariq Ramadan Praying for Vengeance on Allah's Enemies

こちらはThe Isalamic American UniversityにおけるYusuf Quradawiによる講義の後の祈り。彼の教えは、ユダヤ人を抹殺し、ホモは処刑し、妻を殴ってもよい。モスレムはどこにあってもイスラム神学で統治し、イスラム法に従わない者は邪悪である。

Qaradawi in his own words

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