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Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 184-1.jpg風呂上がり、いつもの糖質ゼロで抜いております。本日はまたもほぼ一日がかりで映画。しかし娯楽ではなく、かなりシリアスなもの。場所は渋谷の裏道、ラブホテル街にあるミニシアター・ユーロスペースにて(←ストーリー解説もあり)、『暗殺リトビネンコ事件』―昨年、ポロニウム210と言う特殊な"毒"によって殺害された元FSB(ロシア連邦保安庁)中佐リトビネンコ氏のドキュメント。生のフィルムと証言が使われている。

背景はいろいろ言われている。モスクワの劇場爆発事件は政府のヤラセであったとか、チェチェン紛争の裏があるとか・・・。しかしながら、ローカルチャーチかクリスチャン・トゥデイの関係者に「唐沢さんのブログは、よく言えば彼の勘違いと誤解と思い込みと憶測と願望を彼の特徴である誤解を招く表現で綴った拙い作文。悪く言えば歪曲と捏造と恣意的な決めつけを思わせぶりな書き方で書きなぐった戯れ言。まともに受け取るほうがどうかしてる」と言われないためにも、私の考えはあえて伏せておこう(笑)。

ただ言えることはリトビネンコ氏はロシアの闇の真実を語った(あるいは語ろうとした)がために殺されなければならなかったわけだ。"彼ら"にとっての不都合な真実を握っていたからだ。彼の名誉は毀損され、社会的クレジットは落とされ、最後は命を奪われたわけ。これと同じことが、私や山谷さんには対ローカルチャーチやクリスチャン・トィデイでは起きているのだ。幸いココは日本なので命は取られることはないと思うが・・・。しかし寿司屋で出されたお茶には気をつけよう。

しかしこの事件、青酸カリやタリウムや砒素によらず、ポロニウム210と言う原子力施設でなければ作れない放射性元素によるところに、"彼らの意図"の暗示的メッセージがあるのだ。実に恐い・・・。

(それにしてもこのシアター、なかなかクセのある作品たちを上映している。ハマルかもしれない・・・。)

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