＊ Dr.Luke的日々のココロ ＊
日経平均が750以上下落。底が見えない恐怖が強まっています。田中宇氏のレポートが回ってきましたので、紹介しておきましょう。
「経済は結局は心理学だ」と言いましたが、まさに今回は株式市場に対する"信仰"が揺らいでいるわけ。こういったときには政府あるいは中央銀行は思い切ったサプライズ策を打つ必要がある。もっと言えば、信用収縮なのだから"見せ金"が必要なのだ。日本としては利下げと為替市場介入で円安に誘導すべきだが、福井さんはいつもの好々爺よろしく、やや頼りないぞ・・・。誰か役者はいないのだろうか。
アメリカのFF金利0.75％下げがどのくらい効きますか。市場はさらなる利下げを求めているようですが、あまり下げるとドルも落ちるわけで、モノの値段の上昇が問題となります。何と言うジレンマ。対する日本は打つ手なしと榊原氏ものたまっていますが（何しろ政策金利はは0.5％）、再び日銀の当座預金を増やす量的緩和策へと戻るしかありませんね。だから私は解除が早すぎると言ったのですが・・・。とにかくマネー・フローを増やすことです。
今朝の日経紙によるとスイスのダボス会議でジョージ・ソロス（↑のリンク参照）がドルの終焉を告げたようです。結論的には今回の危機を乗り越えるためには、米が消費し続けるしかないと・・・。元FRB議長グリーンスパン氏も日経の自伝で今回の危機は流動性危機だとしているが、流すためには消費すること。ニッポンは自分の首を絞めないためにも、やはりマネーを彼らに貢ぎ続けるしかないのかも知れない。
→http://www.nikkei.co.jp/news/main/imindex.html
再建主義の富井さんがいよいよ、今回のバブル崩壊の裏にユダヤ人がいるとし、さらに彼らの陰謀によって日本も原爆を落とされて「十字架の国」とされたと主張していますね。確かに歴史を説明するメタ言語として「ユダヤ人」はとても便利ではあるのですが・・・。
http://www.path.ne.jp/~robcorp/bbsss/wwwboard.cgi
zion
これからの投資行動は単純です。
大底なくして上昇なしです。
今後1年かけて銀行の大底を買います。
そのころにはNKは10Kを割っているかもしれません。
これしか勝つ道はないと思うのです。
あ、それと空売りは結構いいですよ 笑