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欺瞞の道と真理の道

中東の混乱をはじめ、今、世界で起きている事象の本質は、この二人の相克だ。カインは自分を主張して自分勝手な礼拝(神との関係)により神に拒絶され、アベルは自分を否んで神の道を選び取り、神に受け入れられた。そして前者は後者を嫉妬し、妬み、殺すのだ。その後の歴史はすでに何度も繰り返しているとおり、エサウとヤコブの争い、イシマエルとイサクの葛藤、バアルの預言者とエリヤの対決・・・延々と同じパターンが繰り返される。根源には最初に神に拒絶されたルシファー(サタン=敵の意)の嫉妬と憎悪がある。霊の世界の相克が実体化されているわけだ。

人は、例えばマザー・テレサのように言うであろう、神に至る道はそれぞれにとって最善の種々の道があると。しかるに、救いはイエスの名のみによる。私たちはあえて論じ争うことはしない。バアルの預言者にエリヤが語ったとおりを告げるだけだ。「あなたはあなたの神に救ってもらえばよろしい」と。

あなたたちは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。もし主が神であるなら、主に従え。もしバアルが神であるなら、バアルに従え。

ちなみにローマカトリックのベネディクトXVIは新著の中で、ユダヤ人に対して福音を宣べ伝えるなと宣言。要するにホンネはユダヤ人の"信仰"を重んじるべきであると。これも先に書いた神に至る道はいろいろだとし、互いの"信仰"を尊重する"Interfaith Movement"の一環だ。

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Pope: Don’t Evangelize to the Jews

In the Pope’s new book, Jesus of Nazareth, Volume 2, Pope Benedict XVI tells Catholics not to covert the Jewish people

The Pope tries to befriend the Jews by telling others not to convert them to Christianity.

かくして彼は今、ユダヤ人にとってはまさに「メシア」、「平和の君」となっているのだ。

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Pope's book offers approach to conversion of Jews

イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

真理はすべの「国民を」だ。しかるに主イエスは明確にこう警告している。

この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる。また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる。以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」

いずれそれぞれが主イエスの前において、それぞれに申し開きをするのだから。もし悔い改めないのであれば、ベネディクトXVI、そして彼に追従する者たちに対する裁きは重い。自らを"神"とし、神の真理を毀損することの実はそれぞれが刈り取るのだから。

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電気屋です。

電気屋です。
家内のブログなのですが、
この様な時期なので掲載させてもらいました。
特に原発に対しての報告ですがよろしければ他の方も一読くだされば幸いです。

http://blog.goo.ne.jp/hakigiyowaera

  • 2011/03/14 21:04
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