Entry

トップ > 信仰 > MEMO:Supermoon 2011

MEMO:Supermoon 2011

ファイル 1924-1.jpg

先にSupermoonについて書いたが、2011年のSupermoonは次のとおり:

FEB 18, 2011 08:36 AM FULL MOON
MAR 19, 2011 06:10 PM FULL MOON
APR 18, 2011 02:45 AM FULL MOON
SEP 27, 2011 11:10 AM NEW MOON
OCT 26, 2011 07:57 PM NEW MOON
NOV 25, 2011 06:10 AM NEW MOON

いかがだろう。2月22日、3月11日、3月22日、4月11日などが危ないと見えるのではないだろうか?そして9月28日からはロシュ・ハシャナ。秋は中東問題にとっても大きなポイントになることは何度も述べている。今回の地震で地軸が動き、1日の長さが24時間から1.6マイクロ秒短くなったそうだ。

Japan Quake Changed Earth’s Rotation

が、聖書預言の理解においては月が本質的に重要。ローマ帝国およびローマカトリックの刷り込みによる太陽に基づいた世界観をパラダイムシフトする必要があるのだ。

神は言われた。「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。

神の御業はこうして混沌から地と海を分け、光と闇を分け・・・と発展する。ここでも「切り分け」が鍵となる。この7日間は全聖書を通して発展する神のご計画のパノラマを見せている(この辺りはバイブルカレッジで詳説している)。現在、私たちの世界観、あるいは時間観においては、太陽歴が中心となっている。が、実は月歴の回復が終わりの時代のひとつの鍵となる。なぜなら「主は月を造って季節を定められた」(詩篇104:19)とあるとおり。

The Revenge of the Supermoon

Our lives are measured by the cadence of lunar clockwork as the Earth-Moon system spins in gravity's embrace. The primordial influence of the Moon has synchronized life itself, driving our biorhythms and reproductive cycles.

Marching across the night sky, it's pale luminance has inspired countless works of art, poetry, and music. Since the dawn of humankind we have heard the call of the coyote while the clouds have stirred the muted palette of moonrise.

私たちの生理も実は月齢と密接に関係している。かつて左脳と右脳の働きを聴覚刺激で判別する研究で有名になった元東京医科歯科大の角田先生の研究もそれを示している。例えば、満月の時は感性脳である右脳が優位脳となる。いわゆる狼男が吼えるのもこれで説明できるわけだ(半分ジョークですが・・・・)。

また太陽はもちろんキリストを、月はその反映であるエクレシアを表す(2コリント3:18)。かくしてエクレシアに対する神のご計画を理解するためには月が鍵となるわけ。聖書歴では1年を360日とする。実際の月齢によるユダヤ歴は太陽暦より11日短くなるので、19年に7回第2アダル(閏月)を入れて調整する。かくしてダニエル書の70週の予言の理解もこれらの3種の数え方を換算しつつ理解する必要があるわけ。

主は初臨において春の祭りに従って律法の実体としてのご自分の人生を全うされた。再臨においてはもちろん秋の祭りに従う。ティシェリ1日はロシュ・ハシャナ(ラッパの祭り)、10日がヨム・キプール(贖罪祭)、15日がスコット(仮庵祭)。かくしてダニエルの70週目である最後の7年(1260×2)と+30日の1290日が、ロシュ・ハシャナから開始され10日のヨム・キプールで終わるためには、86月の条件が生じるのだ(詳細な計算は略)。で、実は2011年、2014年などはその条件を満たしている。私が今年を尋常ではない年として意識しているのはそのためだ。

                   月齢付きカレンダー
ファイル 1924-2.jpg

                      ユダヤ歴
ファイル 1924-3.png

聖書を読むとき、人間的伝統や宗教意識に囚われて読んではならない。それは神の言葉そのものであるゆえに、神の意識と同期しつつ読む必要があるのだ。人類は2000年に渡り、カトリックから始まって、プロテスタント諸派に至るまでキリスト教というモンスターを生み出してしまった。イエスが地上におられた時、ユダヤ教がいのちなるイエスの最大の敵であった様に、今日キリスト教こそがキリストの福音を阻害する最大の敵なのだ。

こうして、あなたたちは、自分の言い伝えのために神の言葉を無にしている。

かくして絶えず神の言葉によって思いを作り変えられること。これが今日の偽りの蔓延る時代において真理に守られる秘訣である。

あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、思い(Gk)を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。

「思いを新たにして」は私たちの責任、「変えていただく」のは御霊の御業だ。思いの頑なな人は変えられることがない。しかし私たちの思いが神の御業と同期するとき、健やかな信仰の歩みができる。

リヴェンジ・オヴ・ザ・ムーン!」-2011年のキーワードである。


Access: /Yesterday: /Today: