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イスラエルの命運

田中宇氏の最新のレポートが届いた。題して『「ガザの壁」の崩壊』。ベルリンの壁の崩壊と同様の歴史的転機であると。私もイスラエルを訪れた事があるので分かるが、パレスチナの特別自治区とイスラエルでは天と地の違いがある。前者の地域に出入りする時にはM-16を携帯したイスラエル兵士によってゲートで検閲を受ける必要がある。特別自治区の中は荒れたすさんだ雰囲気があり、明らかにそこの住民は隔離されている。何かイライラ感が溜まっている感じで、私たちがベツレヘムで泊まったホテルの脇では、住民同士の小競り合いで機関銃の発砲事件があった。ダダダダーと音がするその脇を通って、夕食を取りに出たものだ。今でもあの夜の雰囲気は明確に覚えている。そして彼らは貧しい。イエスラエルの運命は聖書預言的には今後大いなる苦難(ヤコブの苦難)を経るわけだが、現実にも田中氏が指摘するように「イスラエルは、自滅的な最終戦争にさらに近づ」いたわけだ。

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