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濃くなる終末の兆候

イスラエルの国防省バラクは、現在イスラエルは国の存亡をかけた地震に見舞われており、外交上の津波を受けていると。また9月までにはPA国家が樹立されるだろうとの弱気の見解も示した。

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Barak: Israel facing regional 'earthquake' and diplomatic 'tsunami'

エルサレムではテロによるバスの爆破事件も起きている中で、先のロシアとの関係にしろ、PAとの関係にしろ、イスラエルはこれまでにない窮地に立たされている。サタンの霊に駆られた敵に妥協すればするほど相手は増長する。このような場合、立ち返るべきは主のみ。で、私たちはどちら側に立つべきか。もちろん神の瞳たるイスラエルだ。外なる主の言葉と内なる主の御霊は「エルサレムのために祈れ」と迫る。

ローマ・カトリックでは、東西の一致を求めて、すべてのクリスチャンが、ペテロに根拠を置く教皇の権威を認め、それに服するようにと声明を出しているが(→参照)、今回ナザレにおいて、「ナザレのマリア・センター」なるものを設立した模様。

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Mary of Nazareth Center Set to Open

Jerusalem Patriarch to Inaugurate Complex on Friday

NAZARETH, MARCH 22, 2011 (Zenit.org).- On the feast of the Annunciation, just across from the Basilica of the Annunciation, an international, interreligious center dedicated to Our Lady is set to open.The International Mary of Nazareth Center will be inaugurated Friday by the Latin Patriarch of Jerusalem, His Beatitude Fouad Twal.

A place for biblical reflection, the center puts technology at the service of the encounter with Mary and the discovery of the Christian faith.

ここを拠点にマリアをユダヤ教やイスラム教にも紹介しつつエキュメニカル運動、さらにはインターフェイス運動を展開する予定だとか。

Ecumenical in its approach, the aim is to show Mary in the Christian, Jewish and Muslim worlds by means of contemporary audio-visual techniques. A one-hour visit can include the biblical terrace gardens and chapel on the roof, with wonderful views over Nazareth. There will also be a restaurant and gift shop.

そもそもペテロを初代教皇とする彼らの根拠はここにある:

わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。-Matt. 16:18

最初の「ペテロ(Πετερs)」は男性単数名詞。「この岩」の「岩(πετρα)」は与格の女性単数名詞だ。あのシモンを指しているのではない!では、教会(エクレシア)は何の上に建てられるのだろうか。それは前節のペテロの告白である。「あなたは神の子キリストです」と。教会はこの告白の上に建てられるものであって、土台はキリストのみ。そして私たちはみなペテロ(λίθον ζωντα=生ける石:男性単数)として神の家の材料なのだ(1Pet 2:5)。かくしてローマ教皇の権威などは偽りと知るべきであろう。

もうひとつのローマカトリックの正統性の根拠は、「イエス・キリストはローマカトリックの講壇に物理的に現出され、日々血まみれではない様で十字架につかれる」とするものだ。ホスチアとぶどう酒がキリストの肉と血に聖変化すると言うわけだ。その他にいろいろ秘蹟があるが、これらについてはまたの機会に。

ひとつだけ指摘すると、そもそもペテロはユダヤ人への使徒だった。異邦人への使徒はパウロ。しかしベネディクトXVIは、ローマ教会は異邦人への福音を委ねられている故に、ユダヤ人に伝道するべきではないと声明を出しているわけで、完全なる自己撞着。これが偽りというもの。

終末の兆候、欺瞞の教えに基づいた背教の教会、イスラエルの苦難、そして真のクリスチャンたちの苦難。すでに2億人近くのクリスチャンたちが迫害され、実際に殺されている。私たちも日本国憲法による保護がなかったならば、ニッポンキリスト教徒によって十分に抹殺されたかもしれない。攻撃や迫害はまず自分を"神"とし、自分を正統とする者たちからもたらされると知るべき時代だ。このことも数年間にわたり何度も警鐘を鳴らしてきたが、そのとおりになっていることは明らかであろう。

一方で英国の調査によると9カ国で宗教(この場合はキリスト教)が絶滅するであろうとの調査結果も出ている。

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敵は神の言葉と私たちの内にいます御霊を恐れている。かつ自分の運命の日の近いことを覚えて、最後のあがきをしているのだ。しかし欺かれてはならない。彼はすでに敗北している。それは十字架において。私たちが十字架にとどまる時、彼は何もなし得ない。真の意味でクルセーダーとして立つべき時代ではある。こうして神に拒絶されし者の受け入れられし者に対する嫉妬による憎悪や敵意はますます燃えさかることであろう。

追記:米国のNational Association of Evangelicalsによると、昨今のハイチ、ニュージーランド、日本の地震などは主イエスの再臨の兆候であると大方の見方がまとまった。大多数がプレ・ミレに立っている。

Japan today, Jerusalem tomorrow

Posted: March 14, 2011
1:00 am Eastern

A new poll conducted by the National Association of Evangelicals reveals that a majority of its members would agree that the recent earthquakes in Haiti, New Zealand and Japan are signs of the soon coming return of Jesus.

The survey shows that more than half of respondents adhere to the theological position known as Premillennialism, which interprets the Book of Revelation to be speaking of yet future events. In contrast, only 17 percent of those polled say they believe most biblical prophecy has already been fulfilled.

なんと、不思議なことに中国の戦艦が中東に入っている!?もっとも中国は2億の軍隊を麗しい国に送るわけだから(Rev. 9:14-16)、その前哨戦か。


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