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日米同盟のゆくえ

今晩のNHKスペシャル『深まる日米同盟』はやや複雑な思いで観た。イージス艦こんごうによるミサイル迎撃実験の成功は大変心強いのだが、そのための情報は自前ではなく米国経由のようだ。また迎撃のためのプログラムも中身はClassified。あくまでニッポンは使わせていただくのみ。インド洋での燃料補給作業についても結局はアメリカの対テロ戦と言う身勝手な作戦に巻き込まれているだけ。

かと言ってすでにニッポンに自律する能力はない。3回の去勢をされて、完全にアメリカの一部に組み込まれている。相撲もすでに日本人力士の影は薄く、モンゴル相撲と揶揄されるほど。柔道もルールが国際化されて、確か理事をはずされたとか。ハンドボールは中東の笛で翻弄されている。1,550兆の個人資産を持ち、世界一の債権国と誉めそやされつつ、それはアメリカに流れ、自国を潤す事はない。今回のサブプラ問題でも日本の政治家はなす術もなく、ただ見ているのみといった有様。

何か"芯"を抜かれているのだ。自立できない国、その中の自立できないニッポンキリスト教。メッセージでも語ったが、エレミヤの嘆きが迫るのだが、これは私の空回りだろうか・・・。

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