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今後のイランの運命

イランのBushehrにある核施設が5月に稼動の予定だ。それに対してサウジアラビアが「運転を開始すれば、第二のフクシマになる」と宣告。イスラムのシーア派とスンニ派の直接対決となる。なお、サウジはスンニ派改革派とも言えるワッハーブ派が国教。国家はシャリア法で統治。

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Saudi Arabia: Second Fukushima if Iranian Bushehr activated in May

写真はイランのBushehrの核施設。現地は聖書で言うエラムの地の中心。

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エラムの地については聖書でも重要な預言が与えられているが、特にエレミヤ49章(Jer 49:34-39)が有名。

ユダの王ゼデキヤの治世の初めに、エラムについて預言者エレミヤにあった主のことば。万軍の主はこう仰せられる。「見よ。わたしはエラムの力の源であるその弓を砕く。わたしは天の四隅から、四方の風をエラムに来させ、彼らをこの四方の風で吹き散らし、エラムの散らされた者がはいらない国はないようにする。わたしは、エラムを敵の前におののかせ、そのいのちをねらう者たちの前におののかせ、彼らの上にわざわいを下し、わたしの燃える怒りをその上に下す。―主の御告げ。―わたしは、彼らのうしろに剣を送って、彼らを絶ち滅ぼす。わたしはエラムにわたしの王座を置き、王や首長たちをそこから滅ぼす。―主の御告げ。―しかし、終わりの日になると、わたしはエラムの捕われ人を帰らせる。―主の御告げ。―」。

これが終わりの時代のイランの命運でもある。イランは現在、12番目のイマーム(導師)であるマハディ(救世主)の来臨が近いとしている。彼が来ると、異教徒はすべて抹殺され、イスラム法統治によるイスラム帝国が完成する。そのために彼らはモスクも用意している(Mahdi Mosque)。

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興味深いのはエレミヤの預言で、主はエラムにご自分の王座を設けるのだ!?すなわち、主の統治がイランにもたらされる。そしてイランはイスラエルに対するその仕業ゆえに厳しい裁きを受ける。すなわち-

主の日はすべての国々の上に近づいている。あなたがしたように、あなたにもされる。あなたの報いは、あなたの頭上に返る。-Obadiah 1:15

かの日にあって、私たちが裁きを受けることを望まないのであれば、今このとき憐れみを示すこと。憐れみは裁きに打ち勝つ、とあるとおり(James 2:13)。「人はみな自分の測る秤に従って測り返される」という主イエスの警告は国家に対しても有効だ。現在のイランのアフマディネジャドは詩篇83編(Ps 83:4)にあるとおり、「イスラエルを世界地図から抹殺する」と息巻いている。かの日にあっては、そのとおりに主から裁きを受けると言うのだ。しかし最後には主は憐れみをほどこす。

かくして、このBushehrの核施設が無事に稼動するかどうか、それともサウジの宣告どおり、第二のフクシマと化すか。私たちは今、これらの預言の成就を目撃しつつあるのだ。

それにつけても、ここで「第二のフクシマ」なる言葉が出るのはまことに残念。しかし、<核=悪>とし、核には人一倍潔癖にして、もっとも"正しい姿勢"を保つと、自らの誇りとしていた部分を、今回、見事に突かれたのだ。かくしてニッポンは唯一の被爆国(被害者)であることを主張しつつ、最悪の汚染提供国(加害者)ともなった。もっとも自らの潔癖さと正義を誇った核によって滅ぼされつつあるのだ。"正義"に訴える者は、まさに"正義"によって滅びる。"知識"を誇る者は、まさに"知識"によって滅びる。"愛"を訴える者は"愛"につまづく。まことに「誇る者はただ主を誇るべき」とあるとおり(1Cor 1:13)。私たちのレーゾンデートル(存在の根拠)は、ただ主の血潮と十字架のみ!それ以外のものを頼りとする者は、髪の濃かったアブサロムが髪が木に引っかかって吊るされたように、その頼りとするもの自体によってつまづき、また打たれるだろう(2Sam 18:9)。

またイスラエルのネタニヤフが5月に米議会で演説をする予定。5月22日に予定されているAIPACカンファレンスに招かれているが、その週になされる模様。またついでに言えば、5月11日にアメリカで個人のIDカードによる管理が開始される予定もあるのだ。5月にもまた一波乱ある予感・・・。

Netanyahu invited to give Mideast peace speech before U.S. Congress

ユダヤ人による聖書預言に基づいた今後の中東情勢の予測。きわめて現実感がある。

An Invasion of Israel? In 2012?

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