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O111と正五角形

今年は1の連続が鬼門、さらに正五角形が鍵となると言ってきた。コメント欄でも指摘してくださった人がいたが、今回ユッケ(生肉)を食して、4人の死者が出た。その病原菌はO111。かつて菅さんが輝いていた頃、O157による中毒が問題視された。その際、かいわれ大根を食して安全性を見せたのが同氏だった。この番号は細菌の細胞壁のO抗原の種類を示す。この大腸菌群はみなベロ毒素を作り出す。ベロ毒素は滋賀様毒素とも言われ、細胞における蛋白合成をつかさどるリボソームの働きを阻害して、蛋白合成を阻害する(図はWikiから)。

ファイル 2090-1.png

食肉は人の堕落後に許可されたわけで(Gen 9:3)、食べるときにその動物の命が屠られたことを思うべきなのだ。それは神の子羊キリストの死の型でもある。また私たちクリスチャンはその時に流れたキリストの血に与るがゆえに、他の血をそのまま飲むことは禁じられている(Acts 15:20)。かくしてやはり肉の生食は避けるべきなのだろう。どうも最近の事件は神の主権を侵すことによるものが多い感じがする。

例によってベロ毒素の構造を紹介する。この美しい正五角形の高分子構造体により人の命が失われるわけで、なんとも不可思議と思う次第。


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