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CLIP:Electrons are almost perfectly round, scientists discover

面白い、今更何よ・・・と言う感じだが、英国での古くて新鮮な発見だ。電子は完全なる球であると。たとえ電子を太陽系のサイズに拡大しても、その球からのズレは髪の毛のサイズだと。オ☆ド☆ロ☆キ!ちなみにその電子が飛び出すとβ線だ。

ファイル 2179-1.jpg

Electrons are almost perfectly round, scientists discover

ちなみに電子の挙動はSchrödingerの方程式によって支配される。まあ、電子のFATEを支配する「ブック」だ。そもそもは波動方程式であるが、ヒルベルト空間におけるハミルトニアン(線形作用素)の固有値問題となる。波動関数はヒルベルト空間におけるベクトルに対応するが、そのノルムの2乗が存在確率を与える。いつも私が不思議なのは、なぜ自然界は数学で記述できるのか・・・。数学は神の言葉のひとつだろうと思われる次第。

ハミルトニアンの固有値がスペクトル(エネルギー)を与えるわけだが、ハミルトニアンは次のとおり:

ここに

ポテンシャルはニュートン力学と同じで

これらを解くのはもっとも単純な水素でしかできない(計算過程を見てみたい人はこちらをどうぞ)。他は近似値を与えるのだが、この計算法の開発でかつて京大の福井謙一氏がノーベル章を取った。

参考:
芸術も人生も波動のコンボリューション
絵画と音楽と数学と(Dr.Luke的芸術論)

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