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終末の欺瞞の霊の蔓延

このプロモビデオ、あのLady Gagaによる東北支援キャンペーンだ。彼女いわく、今こそ未来を見つめる時。私は日本を愛している、美しい国を助けるためにオカネを集める・・・と。

一方で、次のビデオは彼女の新曲"Judas"だ。ユダを持ち上げつつ、イエスをオチャラかしていることは明白。ユダを憐れみ、ユダを愛し、ユダとのセックスも暗示されている。

ある番組での彼女の言葉を紹介しておこう(とても訳する気にはなれない発言だ):

It’s about constantly walking towards the light in my life, but always clutching onto the light while peering towards the devil in the back, I sing about what a holy fool I am, and that although moments in my life are so cruel and relationships can be so cruel I’m still in love with Judas. I still go back again to those evil things.
When he comes to me, I am ready. I’ll wash his feet with my hair if he needs, forgive him when his tongue lies through his brain. Even after three times he betrays me, I’ll bring him down, a king with no crown.

ニッポンキリスト教徒にも、自己憐憫を投影してサタンために祈るとか、ユダを憐れむとかのたまう輩もいるが、主イエスは明確にこう言われる:

それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。『のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火にはいれ。・・・』-Matt 25:41

確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を裏切るような人間はのろわれます。そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。-Matt 26:24

神に反逆する者たちの運命は明確に聖書が宣言している:

いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。-Rev 20:15

ヒューマニズムや神の野放図な"愛"を強調する偽りの福音を述べる者は、確かに神の裁きの下に自らを置く。裁きや地獄は存在しないとか偽りを語る者は、神を偽り者とする最も重大な冒涜的罪を犯している。彼らの上には確実に神の御手が置かれるだろう。神の聖と義、そして峻厳が証しされるために。なぜなら、

だれでも行き過ぎをして、キリストの教えのうちにとどまらない者は、神を持っていません。その教えのうちにとどまっている者は、御父をも御子をも持っています。 -2John 1:9

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                        光の天使・・・

時代はLady Gagaに象徴されるとおり、神の言葉に対する真っ向対立の様相を呈してきているのだ。そして世においてのみではなく、いわゆる自称キリスト教徒と称する者たちの間でも欺瞞が大手を振りつつある。彼らはこうして反キリストの登場の舞台を整えているのだ*1。彼らの根底にあるのは自己(セルフ)。セルフを助け、セルフを憐れみ、セルフを互いに慰めつつ、セルフに生きる、セルフ教。かくして彼らは十字架に真っ向対立する。しかも自分が神を侮り、涜神行為をしていることを、実は分かっている のだ。だから必死に自己弁明に明け暮れる。霊的にはきわめて悪質だ。

まことにパウロの宣告するとおり、欺かれない者は幸いだ:

しかし、私たちであろうと、天の御使いであろうと、もし私たちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その者はのろわれるべきです。私たちが前に言ったように、今もう一度私は言います。もしだれかが、あなたがたの受けた福音に反することを、あなたがたに宣べ伝えているなら、その者はのろわれるべきです。-Gal 1:8-9

追記:すでにニッポンキリスト教においては「十字架を語ることは危険である」とする教えが広まっているようだ。この国はすでに一度、公認日本基督教団として「われらの悲願、合同の教会がついに実現した。われらは自らを否みつつ、十字架を負って、大東亜共栄圏の建設に邁進すべし」と拍手を打った欺瞞の歴史がある。そしてそれはまだ清算されていない。そこで再度、再再度、繰り返すことは精神病理学の基本だ。これを「強迫反復」と言う。自己欺瞞を抑圧している者が何度も何度も同じ愚かさを繰り返す病理だ。もはや語るつもりもないのだが、主の前での自分自身の責任を果たすために、獣の印を受けたくない者はニッポンキリスト教からのエクソダスを勧めておく。

*1"666"は、当初は彼らのセルフを気持ちよくする巧みな言動と共に、愛に満ち、憐れみと慈しみに溢れた人物として出現するだろう。

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  • 2011/06/24 19:17
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Luke

ええっ、奥様がですか・・・。驚きました。

  • 2011/06/24 19:58
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終末を近くに感じる者

ヨハネの第一の手紙
2:22 偽り者とは、イエスがキリストであることを否定する者でなくてだれでしょう。御父と御子を否認する者、それが反キリストです。
2:23 だれでも御子を否認する者は、御父を持たず、御子を告白する者は、御父をも持っているのです。


簡潔で明瞭で厳しい指摘ですね。

  • 2011/06/24 22:48
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飛鳥

 あのう~~~~。
 その情報の、「十字架」に関する情報の元がほしいのですがだめですか?

追伸
 「この世」でも、極普通のことをごく普通に語ると、特にネット上ではネチネチと叩かれるという不思議な状況です。
 ネット上だと、顔が見えない分、露骨ですね。
 オフラインだと公的権力を使うことが多いようです。

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