CLIP:中国では「古より沖縄は中国固有の領土」もはや常識となった (NEWSポストセブン)
- 2011/07/01 19:01
- Category: 社会
- Tag: 中国 領土問題
東日本大震災・福島原発事故で混乱する日本を尻目に、中国の反日活動家たちが、尖閣諸島の実効支配を強行しようとしていたことをご存じだろうか。
それは6月17日、1000隻の船団で尖閣諸島を包囲、上陸する計画だったのである。計画は東日本大震災などを理由に中止されたが、その裏で進む中国の領土的野心を作家・黄文雄氏がレポートする。
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昨年9月、尖閣諸島沖の日本領で違法操業していた中国漁船が日本の海上保安庁の巡視船に体当たりした「尖閣事件」は記憶に新しい。その時に中国で行なわれた反日デモには、「収回琉球、解放沖縄」と書かれた横断幕を掲げて行進する若者の姿があった。かつてのデモでは見られなかった文言である。中国は尖閣諸島ばかりか、沖縄にまで手を伸ばそうとしているのだ。
中国で沖縄(琉球)は中国の固有領土であるという主張が出始めたのは、1989年の天安門事件以降である。2000年代に入ってからは沖縄を日本領と認めない言論が目立ち始めた。
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エシュコル
日本の軍国主義・覇権主義と言われて久しいが、今はむしろ中国の軍国・覇権主義が著しいのは、誰の目にも明らかだ。
尖閣諸島、琉球諸島、八重山諸島、西沙群島(パラセル群島)、南沙群島(スプラトリー諸島)などでも、拡張主義を標榜し実行している。