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2011年=マニフェストの年

と、私は言い続けている。今回のノルウェーの自称"クリスチャン"のシオニストの犯人は1,500ページにわたるマニフェストを書いていた。2038年までにヨーロッパを解放すると。メディアも「キリスト教原理主義者」とレッテルを貼っている。が、その彼の言葉は、明らかにクリスチャンであることを裏切っている。彼は言う:

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"As for the Church and science, it is essential that science takes an undisputed precedence over biblical teachings," wrote Breivik. "Europe has always been the cradle of science, and it must always continue to be that way. Regarding my personal relationship with God, I guess I'm not an excessively religious man. I am first and foremost a man of logic …"

"As this is a cultural war, our definition of being a Christian does not necessarily constitute that you are required to have a personal relationship with God or Jesus," he wrote. “Being a Christian can mean many things; That you believe in and want to protect Europe’s Christian cultural heritage … It is therefore essential to understand the difference between a ‘Christian fundamentalist theocracy’ (everything we do not want) and a secular European society based on our Christian cultural heritage (what we do want). So no, you don’t need to have a personal relationship with God or Jesus to fight for our Christian cultural heritage. It is enough that you are a Christian-agnostic or a Christian atheist …”

"I’ve always been very pragmatic and influenced by my secular surroundings and environment,” recalled Breivik. “In the past, I remember I used to think: ‘Religion is a crutch for weak people. What is the point in believing in a higher power if you have confidence in yourself!?’"

いわゆる"クリスチャン"とかキリスト教徒が真の救いを得ているかと言えば、実はそうではない実例である。彼らの霊が証明している。要するに聖書のみ言葉よりもいわゆるサイエンス(知性)を上位に置き、クリスチャンであることは必ずしも神あるいはJesusとの個人的関係を必要としないこと、さらに宗教は弱者の松葉杖であり、自分を信じているならば、より上位のパワーなど信じる必要はない、と。お分かりだろうか。彼の霊は誰の霊であるか。何の霊によって語っているか。それは自己(セルフ)を神とする霊。ニッポンキリスト教でも昨今よく観察されるセルフ教。そこではみ言葉に服するのではなく、み言葉を裁き、み言葉を研究対象とする。つまりこの犯人と同様に自らの知性をみ言葉のメタ言語(上位の説明するための言語)としているのだ。自らを神とする者たちの霊の起源は明らかであろう。この写真で分かる通り、彼はメーソンであり、彼らの「神」はルシファーだ。

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一方、今回の被害者たちはAUFなるイスラエル・ヘイト団体のメンバーだ。彼らは"We are tired of Israel."イスラエルにはうんざりだ、と。そもそもノルウェー国家そのものが反イスラエルの霊を強めている。かくして彼らもまた神の主権を犯している。今回の事件も神の視点から見る必要がある。ここでも何度も繰り返しているとおり、霊的領域における相克がそのまま現出するのが終末の現代の特徴だ。今回の事件の背後に働く霊は、神に敵対し、イスラエルを憎悪し、そしてエクレシア(クリスチャン)を憎悪する霊である。その霊が反聖書(=アンチ・キリスト)の霊を持つ人物を煽って反イスラエルの団体に対して行わしめた蛮行が今回の事件である。ポイントは、どちらも神の主権を犯し、神に敵対しているのだ。

かくして本件においても神のみ言葉が正確に成就している。

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。-Gen 12:3

イエスのことを公に言い表さない霊はすべて、神から出ていません。これは、反キリストの霊です。かねてあなたがたは、その霊がやって来ると聞いていましたが、今や既に世に来ています。-1John 4:3

今日、セルフ教徒が蔓延するニッポンキリスト教、さらには世界的なキリスト教。彼らは自らを神とし、神を自己憐憫的慰みものとしている。自分が恐るべき罪を犯していることに気がついていない。おそらく、というより確実に、今後ニッポンキリスト教徒の中からも今回と同様に、神とイスラエル、そしてエクレシアを憎悪する霊によって煽られ、狂気の入った蛮行を行う者が現れる。否、すでに現れている。見えている人には見ているはずである。

繰り返すが、すでに今はティピングポイントを超えて、相転換した時代。もう2009年までの世界ではないのだ。神に拒絶された者と受け入れられた者の間における霊的領域の葛藤・相克が、そのままに地上に現出する時代。ますます訳の分からない事態が多発するであろう。目に見える事態を人間的な視点で見る者はつまづくだろう。"ノルウェーの森"にさ迷い込むだけだ。見極めの鍵はみ言葉の価値観に立つこと。そのためには神の前でその主権を認め、その主権に服し、自己の魂(特に知性)をみ言葉に服させること。あらゆることを神の価値観によって測定し、判断することだ。

心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。
すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
自分を見て賢いと思ってはならない、主を恐れて、悪を離れよ。-Prov 3:5-7

欧米では今回の事件をめぐり、マルキストとファシストの間で大論争が起きているようだが、神の視点から見るならば、加害者も被害者も共に神に対する反逆と言う最も恐るべき罪の刈り取りをしただけなのだ。

そしてNWO(New World Order)やNWR(New World Religion)はこういった事件やアメリカのデフォルトなどの社会的ケイオスを触媒として誕生し、養分として着々と成長するであろう。大衆はすでに既製の体制や価値観にウンザリしている。あの者が登場する舞台設定はすでに十分になされているのだ。欺かれない者は幸いだ。

追記1:ここでもすでにオバマの正体を指摘していたWebster Tarpleyの著作を紹介したが、彼によると、今回の事件はFalse Flagであるとしている。ノルウェーがリビヤの爆撃を中止し、その作戦に消極的姿勢を見せていることに起因すると。

追記2:ノルウェーではこの事件を契機にして、さらに親イスラムの傾向を強める模様。

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