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壮大な実験場ニッポンの今後の予測

10Sv/hが複数箇所で観測されたF1。すでに事態収集は不可能な領域に入っていると推測する。菅さんは収拾へと向かっていると言うが、もちろん口からでまかせ。ニッポンはこういった輩を選んだ己の責任を刈り取っている。繰り返すが、ニッポンは二度と復興することはない。下に紹介したRTのビデオで、グリーンピースが、福島住人たちがあたかも何もなかったかのように"日常"に戻ろうとしている姿を見て、異様な世界だと言っているが、今後、その一般人が真実を知り、自分たちはもちろん国家も何もなし得ないことを知るとき、ニッポンは無感覚症候群あるいは集団ヒステリーに陥るだろう。

前者は解離と言われる心の自己防衛のメカニズムだ。これは悲劇に直面して感情が耐え切れないとき、あたかも何もなかったかのように、感情をいわば凍らせる病理である。よく言われる実感がわかない感じ。しかし解離によって取り残された感情はエネルギーとして抑圧されている。これが身体や心の問題を引き起こすのだ。神経系に何も問題がないのに麻痺や失語などが起こる。最悪の場合はいわゆる多重人格、今の用語では解離性同一性障害を惹起する。

また一方で人間は自分の制御が効かない状況に置かれるとき、思考停止に陥り、すべての自己の主体性を放棄してしまう。そして現実から脳内現実へと逃避する。これが「ええじゃないか」現象だ。この国はすでに国家的ヒステリーに向かってオン・ザ・エッジだ。菅氏も突如泣き出したり、海江田氏が国会で号泣したり、すでにその兆候は十分すぎるほど現れている。

人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。-1Thess 5:3

この国は今諸外国から見れば、あらゆる学問分野における壮大な国家的実験場となっている。社会科学、人文科学、そして自然科学の絶好の研究対象である。未曾有かつ非可逆的災害にあってニンゲンは各レベルでいかなる状態・反応・対応を見せるのか。着々とデータが収集されているのだ。各々方、この国は確実にメルトダウンする。国家統治能力を喪失するだろう、否、すでにしている。そろそろ覚悟せられよ。

霊的には神の憐れみが臨んでいる間に悔い改めに導かれる者は幸いである。いずれそれも引き上げられてしまうのだ。


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エシュコル

エクソダスもまだ、残り少ないうちに可能ですね。
ノアの箱舟の扉が閉められてからでは、既に遅いのですから。

  • 2011/08/03 09:39
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