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中東情勢UPDATE

9月のUNによるPA国家認知投票を前に、それに絡んでシリアがゴラン高原に手を出してきた場合、イスラエルは同国と戦闘態勢に入る準備をしている。

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Officers preparing for possible Syrian attempts to storm border with Golan, also being trained on riot control for expected West Bank disturbances.

The Israel Defense Forces is readying for possible engagement with the Syrian military in September, should the latter involve itself in new attempts by Palestinians in Syria to storm the border with the Golan Heights in connection with a UN vote on recognizing a Palestinian state.

ちなみにシリアのダマスカスに対する聖書の預言はすでに何度も指摘している。

ダマスコに対する宣告。見よ。ダマスコは取り去られて町でなくなり、廃墟となる。-Isa 17:1

すでにガザについては次の預言が成就している:

だが、ガザは捨てられ、アシュケロンは荒れ果てる。アシュドデは真昼に追い払われ、エクロンは根こぎにされる。-Zep 2:4

しかしゴラン高原についてはイスラエルの戦略上譲れない場所。よってシリアがゴラン高原に入れば、必ず戦火を招く。

イスラエル、神に選ばれ、神に愛され、神の瞳とされる国。しかし人類史上もっとも嫌悪され、侮蔑され、拒絶され、迫害された人々。何故?もちろん神の選ばれし者と拒絶されし者の間にある嫉妬に基づく憎悪と敵意による。神に裁かれたあの者の本質の表現だ。彼は、イスラエルとエクレシアを殲滅すべく、自らの終焉が近いことを知るほどに、終わりの時代、このふたつに対する攻撃をしかけるであろう。

人類の歴史のダイナミズムは単純だ。神に拒絶されるか、受け入れられるか。繰り返すが、カインとアベルの原型的葛藤の再現に過ぎないのだ。しかるに神の約束はこうだ:

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。-Gen 12:1

この約束は文字通りのアブラハムの血統的子孫に対しても、また霊的子孫である私たちに対しても生きているのだ。

このような原理に従って生きていく人の上に、つまり、神のイスラエルの上に平和と憐れみがあるように。-Gal 6:16

このような原理(=法則)とは、新しい創造だ(Gal 6:15)。その新しい創造において働く法則とは、すなわちいのちの御霊の法則である(Rom 8:2-5)。このいのちの御霊の法則に乗るのであれば、自動的にモーセ律法は満たされる(Rom 8:4)。これが再建主義者にはどうしても見えないようなのだ。つまり覆いが掛かっている(2Cor 3:15)。不思議なことだ。

かくしてイスラエルとエクレシア、この車の両輪によって神はご自身のご計画を実現させる。旧創造はまもなく終わる。文字通り、新しい創造がもたらされ、文字通りのキリストの統治が確立する。どうも私たちはその霊的ダイナミクスの中に生かされ、それを目撃・体験する世代のようだ。

参考:祭司制と律法について

Dr.Lukeと再建主義者のシェーマ(クリックすると拡大されます)

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  • 2011/08/13 13:53
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  • 2011/08/13 17:01
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