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Dr.Lukeの一言映画評と本日の3枚

ファイル 244-1.jpg午前中はプールとサウナの予定が、本日は休館日。ちょっとフラストレーションが残りましたが、午後はチネチッタでランチと映画。『ジャンパー』。テレポーテイションの超能力を持つ者たちのSFXモノ。が、やはりどうもこの種のファンタジー系はダメですね。うつらうつら、でした。

ただ人間にとってこの手の時空間の制限を越える、"真"の自由をもたらす超能力は、昨日の脳化の話からすると、きわめて自然に求めたくなるのです。実際ネット中毒の人々は、RSSで流れてくるニュースをながめつつ、ネットサーフィンで情報を仕込み、マルチウインドウで仕事をしながら、ネットで宅配ピザにオーダーを入れて、ネットバンキングで決済をして、ネットトレードで株を動かして、iTunesで音楽を聴きつつ・・・と言うわけで、ホンの半径1㍍圏内で生きていけるのが現代。要するに脳化の極致は身体不要の世界。

しかしこれは倒錯を生むわけ。養老先生も不自由さの必要性、あるいは身体に拘束されていることの重要性を訴えています。身体性と精神性をめぐる話は今回の芥川賞受賞作の『乳と卵』のテーマでもあるわけですが。

本日の3枚―

ファイル 244-2.jpg1枚目はRihannaの"good girl gone bad"。何とも透明感のあるヴォイス。リズムはヒップホッポ、R&B、そしてDiscoチックでもあり、かなりノレる。

ファイル 244-3.jpg2枚目はDelta Goodlemの"DELTA"。何とも伸びやかな艶のある声。高音が天へと抜けていく感覚。オーストラリアの歌姫とされているが、英国の伝説的な物語をイメージするようなサウンド。

ファイル 244-4.jpg3枚目はALESHAの"Fired Up"。DJナレーションで始まるこれは完全にディスコ(←あっと、これは死語)クラブかダンスホールのノリ。R&B,ヒップホップ、そしてロックにラップと・・・。バリエーションが豊富で、何だか70-80年代的で懐かしい感覚が。

Comment

リチャード

チッタで午後のジャンパー観たんですか!僕もちょうどそこで観てました。
すれ違いですね。orz
確かに訳のわからん映画でした。。。

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