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カダフィの死について

世界はこの事件を歓迎しているようだが、ロシアはこれはリンチ(私刑)であり、法が汚されたとしている。私的にも、まことにロシアに同意する次第。一部にはカダフィの死そのものを疑問視する向きもあるがようだが、その死が事実としたら、アメリカによるアフガン・イラク攻撃と同様の事態となる。すなわち法を犯すことにより、神の主権を侵しているのだ。アメリカについては、私は当初から神の裁きの御手が置かれると主張してきた(さらに→イラク戦に関する預言)。そして今日、そのとおりになっていることは否定し得ないだろう。

今回のカダフィの件でも同じこと起きる。神の主権を侵した者には直接的な神の裁きの御手が置かれるであろう。その者の物差しに従って神はその者を裁かれる。神を恐れよ。この点、ロシアの言い分はきわめて正しい。これによってロシアが非難してきたNATOなどのヘゲモニーは低下する。逆にロシアの立場がきわめて強くなるだろう。これも「ゴグ・マゴグの預言」の成就へ向けた時代の流れを決める大きな事件のひとつであったといえるであろう。

As politicians in Western capitals were taking quiet pleasure in the capture and killing of Colonel Muammar Gaddafi yesterday, opinions elsewhere were divided.

In Moscow, Foreign Minister Sergei Lavrov said that the Geneva Conventions had been breached with the killing of Colonel Gaddafi.

"We have to lean on facts and international laws," Mr Lavrov said. "They say that a captured participant of an armed conflict should be treated in a certain way. And in any case, a prisoner of war should not be killed."

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