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時代の霊(アイオーン)は・・・

イスラムがムハンマドの後継者争いにより、シーア派とスンニ派に分裂したことは周知と思うが、現在のそれぞれの中心がイランとサウジアラビアだ。先にサウジの動きがこれからの中東情勢を決める重要な因子となると指摘したが、今回、何とそれぞれの代表が会談する機会を持った。サウジの王子Nayefとイランの情報保安省のHaydar Moslehiが、対話の機会を得た。これはひとつのティッピング・ポイントとなる。

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現在アメリカの中東におけるヘゲモニーが崩壊する中で、制覇・権力の真空状態が生まれ、表向きのいわゆる「民主化」の欺瞞がはびこる中で、実質はイスラムが着実にその真空を埋めている。そのイスラムの二つの派が融和する方向を打ち出したのだ。そのイスラムとの融合を目指すのが、すでに何度も指摘しているが、ローマ・カトリック、バチカンだ。霊的な融合、すなわちNew World Religionへの動きが加速することは間違いない。

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同時に、アメリカに見られるとおり、貧困と社会の崩壊が広がりつつある中で、警察監視国家への動きが加速している。わがニッポンでも大阪辺りで"粛清"が始まっているようだ。原発は冷温停止、汚染水の海洋廃棄も法律上はゼロ。TPP参加でわがニッポンの将来は万々歳だ・・・。三匹のサルが台頭し、時代は明らかにWW2直前と同じ雰囲気を醸している。IMFも警告している。

霊的に言えば、イスラムも、ファシズムも、そしてカトリシズムも同根なのだ。三者の台頭が明らかになりつつある現在、時代の霊(アイオーン)は明らかにかつて起きたことを再現しつつある。

かつてあったことは、これからもあり/かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。-Eccl 1:5

その霊はイスラエルを敵視かつ憎悪し、イスラエルを地図から抹殺しようとするだろう。まことにイスラエルがリトマス試験紙として、それぞれの内なる霊を明らかにするのだ。事実、カトリックはすでにその反イスラエルの霊を証明している。時代はいつか来た道に入りつつあるのだ。まことに主が言われるとおり:

その日、わたしはエルサレムをあらゆる民にとって重い石とする。それを持ち上げようとする者は皆、深い傷を負う。地のあらゆる国々が集まり、エルサレムに立ち向かう。-Zech 12:3

BE WATCHFUL AND PREPARED!

追記:イランは核施設をすべて地下に置いたと宣言。

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こちらはホルムズ海峡を封鎖すると宣言したイランに対して、12日、ペルシャ湾に配備された核武装した米空母John C. StennisとGeorge H. W. Bush。

ロシアとイランにバックアップされたシリアのアサド政権が落ちると、中東のパワーバランスは崩れ、戦争状態に入る可能性が高いとの分析。

Comment

ISAIAH BEN HUR

イランが核施設が地下にあるとすれば、先の爆発された施設はデコイだったのかもしれませんですねぇ。

  • 2011/12/17 18:27
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zion

日本の霊的覚醒はイスラエルへの霊的、物質的(政治的)支援に懸かっている。即ち、我々の信仰の立ち位置により日本国の命運が決まる。日本はロシアとの血みどろの戦争により500万人のロシア・ユダヤ人を帝政下の迫害から救い、またリトアニア領事杉原千畝氏の『命のビザ』により欧州の6000人のユダヤ人を救うと言う動かしがたい歴史的実績がある。その背後にはむろん中田重治師らの熱い祈りがあった。アブラハムの子孫を祝福する国民が果たしてその報いから漏れるだらうか。
イスラエルにつくか反イスラエルにつくか、日本は再び試されるに違いない。現政権、次政権は如何に?

  • 2011/12/17 22:05
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