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Dr.Lukeの一言映画評

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クリント・イーストウッド監督、デカプリオ主演の『J・エドガー』。泣く子も黙るFBIの初代長官として50年に渡り大統領や要人の秘密を握り、権力を行使した男の自伝を口述筆記する回想の設定。ポイントはこちらによくまとまっている

約50年にわたりFBIの長官としてアメリカの権力の中枢に君臨し、名声とともに悪評も高い男、J・エドガー・フーバー。この一人の孤独な男の生涯を、名匠クリント・イーストウッド監督が描き出した。J・エドガーを演じるレオナルド・ディカプリオは、特殊メイクも取り入れながら、20代から77歳までの彼を見事に演じている。実際のJ・エドガーの私生活は謎に満ちていたが、現存するすべての資料を入手したという製作陣は、彼を、母の期待に応えようとして自分を抑え、権力欲を肥大させていく男として描く。彼の母を演じるジュディ・デンチの迫真の演技も素晴らしい。J・エドガーを支え続ける部下を演じたアーミー・ハマー、ナオミ・ワッツも特殊メイクで役作りに挑んでいる。

権力にこだわる人間は大抵どこかが病んでいるもの。前にデカプリオが好演した飛行機王のハワード・ヒューズを描いた『アビエーター』とも通じる設定。母親がその人格に影を落とし、母親に貶められる面と、あなたはいつか国家の権力者となるとの予言に板挟みになるのだ。いわゆるダブル・バインドの病理。この自分の弱さを逃れるために権力に病的に固執する。しかしフーバーが女性恐怖症であり、ホモだったとは!?その女性を愛せない半人前性を補償するために、さらに権力の階段を登るのだ。

FBIの創設により個人情報が集中管理されるようになった現在、誰もが国家から監視されていると知るべきであろう。フーバーの根底にあるのは、誰も信じることができないという猜疑心だ。パラノイドの病理であり、彼もこれで精神を病む。その故にトルソン副長官と特殊な情緒関係を持つ。かくして今日、アメリカは監視・警察国家となり、いずれFEMAなどによる統制がしかれる。アメリカでは現在、国家に軍備が敷かれているのだ。いつもの井口博士も紹介してる。

いずれNWOなどへつながる。下の記事にXさんがコメントを下さっているが、私は決して砂糖まぶしの"希望"などは語らない。「あるがままのあなたが神さまのVIP」とか「あなたは愛されるために生まれた」・・・、こういったアダムの系列にある者に対する「砂糖まぶし」の欺瞞、ニッポンキリスト教の得意技だ。それは信徒様を囲い込みたい牧師さまの思惑による。甘えと自己憐憫に病んだニッポンキリスト教徒を量産し、後の災いの種とするだけ。しかし私は徹底的に絶望を語る。アダムにある存在は決して、永遠に、どのように繕っても、聖書や神学を深く学ぼうとも、断食祈祷しようとも、デボーションをいくらしようとも、被災地を見舞おうと、福音を語ろうと、献金や奉仕をいくら捧げようと、絶対に改善することは出来ないのだ!まずこの徹底的な絶望を知る時にこそ、あの十字架が光る。

イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。-John 3:5-6

アダムにある要素は善であれ、悪であれ、神の国に入ることは絶対に不可能。死を経る必要があるのだ。そしてよみがえった存在、すなわちキリストの内にある要素のみが永遠の国に入るのだ。ここをテキトーにごまかすニッポンキリスト教は呪われよ、否、すでに呪われている。それは人々を滅びへともたらす恐るべき罪であると知るべきだ。彼らは最も重い裁きを受けることであろう。なぜならイエスの名を騙る霊的な詐欺だからだ。大川隆法の名を用いる人々の方がまだましなのだ。

これから人類の罪は満ちる。その罪が積み上がるとき、人類の悲惨がみちる時、もう絶望の中にしか自分を見い出せなくなるとき、栄光の主イエスは来られるのだ。

彼女の罪は積み重なって天にまで届き、神はその不義を覚えておられるからである。-Rev 18:5

終末の色が濃くなる今この時に、徹底的に「死と復活の原則」によって歩む者のみが、神の国を相続し、その特権を味わうのである。それがCUBEの中の生き方である。

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はじめまして。ブログいつも拝見しています。

FEMAに関してですが、日本のFEMAである、復興庁が2月10日に発足します。

  • 2012/02/08 16:24
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