オバマ、イスラエルのイラン攻撃を阻止
緊迫していたイスラエルとイランの問題、アメリカが裏で様々な工作を行い、イスラエルに攻撃をしばし延期させたと、ここでも書いたが、裏事情をよくまとめた記事があるので参照されたい。
この記事ではオバマの再選によりイスラエルの攻撃は凍結されるとしているが、ここでも指摘したとおり、ネタニヤフは選挙結果を測っている可能性は大だ。同時にアジェルバイジャンの基地確保など、イスラエル側は十分なる準備を怠っていない。米側もパネッタはイスラエルが攻撃をするならば、アメリカも参戦すると表明している。
US defense secretary says Washington can find itself involved in Iran sooner than desired if Israel decides to launch military strike.
要するに現状ではアメリカにとってイラン攻撃のメリットはないということ。一応イスラエルを支持するとしながらも、実質はイスラエルを押さえ込んでいるわけだ。多分に大統領選を睨んでの策だろう。オバマには神を恐れるスタンスがないのだ。
で、アメリカの恐るべきレーザー兵器が4年以内に艦船に搭載される。
とりあえず、今しばらくはこれまでどおりの日常を過ごすことができそうだが、問題はイラン側だ。彼らの終末思想に基づいて、彼らは行動する可能性が大。いつものJoel Rosenbergが次のような記事で懸念を表明している。要するに彼らの精神はまともではないのだ。
かくして世界情勢は間一髪のところできわどい均衡を保っているわけだ。今のニッポンの福島原発と同じ。震度4程度の揺れで4号機は倒壊する。倒壊すればニッポンは終わる。同じように何かの予期せぬ外乱要因によって世界の均衡は容易に崩れる。なぜならその均衡点は安定的均衡点ではなく、不安定均衡点だからだ。