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「全世界で陰謀犯罪者、大量逮捕のテレビ報道近し」に想う


これは再建主義の富井氏のBBSにあったもの。ベンジャミン・フルフォード氏なども同じことを叫んでいる。昨年秋から燃え上がっているOCCUPY運動も、1%の支配層が99%から搾取していることを不服としたものだ。その支配層がこれまでの犯罪が暴かれて、大量に検挙されるというのだ。

フルフォード氏なども含めた彼らによると、すでにシュメール文明の時代から「神」によって支配層は大衆を支配してきた。このシステムがそのまま現在においても行われており、例えばアメリカでは"Sheeple(羊的大衆)"なる用語もできている。次のグラフは担税率の階層別推移を示したもの。上位階層は明らかに税を逃れている。

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アメリカの経済は上位20%が84%の富を占有する構造だが、なるほどOCCUPY運動の趣旨は理解できる。その支配システムを構築したのがシオニスト・ユダヤ人たち。そのトップがロスチャイルドだ。1948年のイスラエルの再建も彼らの政治的プロパガンダと手法によるものであり、神の預言の成就とは関係ないとする。むしろ聖書の終末論を利用して、大衆を恐怖によって支配する一環なのだ。彼らにとっては聖書自体が大衆支配のツールの一つであり、人間はあくまでも進化によってできた。さらにだ、そこにとどまらず、この世界の支配層は爬虫類リプテリアンであり、英国王室もブッシュも人間に変身したレプテリアンなのだ。そもそも人類はレプテリアンによってDNA合成によって造られた・・・。と、これはデイビッド・アイクの世界だが、そこまでいかなくとも、ベンジャミン氏にしても「神」は大衆支配のツールである。

しかしながら、デイビッド・アイクにしろ、ベンジャミン氏にしろ、2012年のアセンションを訴える人々にしろ、少なからずニューエイジ的だ。真の神を認めないのであれば、人類は偶然によるとするか、聖書の神以外の何かの超人類的存在が創造したとするほかはないのだから。この点で、彼らの陰謀論の根底が崩れてしまうのだ。目に見える個々の事象についての裏話はそれはそれとして聞くことはできても、根本的な世界観、パラダイムがすでに反聖書的だ。この点で、昨今の陰謀論者の主張である、超エリートたちが失脚すれば世界の不平等や悲惨がなくせるという説には同意できないだろう。バベルの塔を再建したい人類は必ずロスチャイルドに代わる存在を生み出すのだから。

結局、陰謀があろうとなかろうと、すべては神のご計画の成就へと用いられる。サタンの策謀ですら、神の御手の中にある。真に聖書の啓示する人類のあり方に従って、神の十字架における死と復活の原則に基づいた処方箋のみが人類のすべて問題を解決する。これ以外に救いの道はない。人類は身体の中に罪を宿しているからだ。(Rom 7:17)。よって私たちは体の贖いを待ち望んでいる(Rom 8:23)。この意味で最近の陰謀打破への動きも、キリストの十字架を回避するための敵の策略であると言える。ニューエイジの本質は十字架を回避した人類が自分の内なる「神」あるいは高度の霊性に目覚めることにあるのだから。

ネットの普及により個人がディープな情報をつかむ事ができるようになったのは結構だが、それは真理ではない。真理とはキリストご自身なのだ。もともとネットは敵によって用いられるケースがほとんどだ。つまり偽りのバラマキと植え付けだ。デイビッド・アイクらの世界観に染まってはならない。キリストの血と十字架以外の世界革命はあり得ないのだ。まことの神の公儀による世界統治はキリストの再臨による。人間中心のヒューマニズム、人間が神性に目覚めるニューエイジ、あるいはグノーシスなどは神の福音の狡猾な敵だ。問題はニッポンキリスト教にとどまらず、いわゆるキリスト教がそれらによってかなり深く侵食されている点。人の目に魅力的に見えるものはたいていは偽りだ。まことに時代の霊は善悪を知る知識の木を再提示しているのだ。いかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆すあの木を(Gen 3:6)。その意味で現代においてもエデンの園の状況はそのままに再現されつつある。欺かれない者は幸いだ。

しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。-2Cor 11:3

Comment

people

まことにアーメンを言います。

神ならぬ神の支配する「この世」という王国をお仕舞にするものは、だたひとつ、キリストの統治による、と信じます。父よ、御国を来らせたまえ。

地上に、千年王国をもたらす者は、名もなき一団の人々、この町、あの町の片隅で、自分の十字架を負うものだと信じます。彼らは、世にとっても、世的キリスト教にとっても、無きに等しい、虫けらであるかのようです。しかし、御国を導入するという、神の最後のディスペンセーションにおいて、定められた役割を果たすものと信じます。

  • 2012/04/18 16:49
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Luke

コメント感謝いたします。最近では主の血と十字架、死と復活の原則などの真理が分かち合えなくなっております。すでに時代は背教。その中でダニエルとその三友人のように、主のレムナントが守られることを祈ります。

  • 2012/04/18 19:56
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アイクはディビットロックフェラーの若いときに非常にそっくりな顔しているんですよね、クローンではないかと井口氏が指摘されてます。またフルフォード氏はメー損関係者と関わったことがあったようですし、白龍会なる組織に属しているようで胡散臭そうですし、結局イルミナティと同じ穴のムジナなのでは?とも思います。まあ参考になる情報もあると思うので彼らの発言を鵜呑みしないように気をつけたいと思います。

  • 2012/04/19 19:30
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